2015年4月29日・30日 テント泊にて南アルプス仙丈ケ岳にアタックしました。
昨年の同時期にチャレンジしましたが、小仙丈で撤退、今回はリベンジとなりました。
28日夜、中央道駒ヶ根SSにて、仮眠し29日朝早くに戸台口駐車場に着く、、昨年に比べずいぶん車が少ない。
南アルプス林道バス 料金 歌宿まで往復2,080円、この時期は終点の北沢峠までは行けない。
切符を買いに仙流荘の受付小屋に行くと、警察官が3名おり、なにやら話しかけてくる。(1月中旬に仙丈に向かった中年男性が行方不明になっている。雪がとけて出てくるかも知れないので、見つけたら連絡して欲しい)と協力要請でした。
6:00 バスに乗り込み出発、10人でした。昨年は1台に乗り切れず2台になったことを考えると、やはり今年は少ないようです。
6:45 歌宿に着く、身じたくを整え出発、アスファルトの林道を北沢峠に向かって歩く。
途中にどでかいザックのハイカーにすれ違い(重そうですね・・・ テントと5日分の食料が入っているから)
また、キャリングカーを使っていりるハイカーもいた。(アスファルトなので楽ですよ)
結構、慣れた人が多いようだ、小生も今回で5回目、ラクして楽しめる良いルートであると思う。
大平山荘からショートカットし北沢峠に着く、そのまま長衛小屋のテン場へ向かう。
8:20 受付、料金500円 いつもの山小屋のおやじが対応してくれた。バスの搭乗数を聞かれたので10人と答えると、(少ないな~)とこぼしていた。
テン場には雪がなく、少し寂しい反面、ホッとする。昨年は近くに3人連れのやかましいのがいたので、今回は川の近くに張ることにする。
9:30 テントを張り食事を取って仙丈ヶ岳に向け出発。今回、アイゼンを2個用意してきた。まずは軽アイゼンを付けピッケルを持って歩く。
10:00 2合目の尾根に着く。雪が少なく快適。尾根には雪がなくアイゼンの必要はない。10:303合目このあたりから雪が増える。
11:15 5合目大滝頭に着く、ここからは急騰、雪が増え、柔らかいせいで踏み込みを連発、木の幹、枝をつかみながら登る。ようやく景色の良いところにでる。日差しが眩しい、風も少しあるが、気分は上々。
小仙丈のピーク目指して直登開始、後ろには甲斐駒が見える。角度は45度ほどか? 登山道はジグダグになっているが、雪が積もって見えない。
ここで軽アイゼンを外し、アイゼン装着。山の先輩からいただいたアイゼン、型は古いが気合いが入る。小生のお守りです。





13:00 小仙丈ヶ岳2,855m 着、踏み込み多く体力を消耗しているが、素晴らしい景色に元気回復。
北岳の左に富士山の山頂が拝める。右側の間ノ岳の稜線も素晴らしい。さらに右側には塩見岳が見える。
充分に休息し、仙丈カールの奥の仙丈ヶ岳のピーク目指して出発。



岩場をアイゼンを装着したままクリアーし、いよいよ仙丈カールの上部にさしかかる。

ここで足を滑らせると確実に死ね。と思うと一瞬、恐怖心がもたげてくる。
ピッケルをしっかり突き刺し、左足、右足とアイゼンを踏み込み、またピッケルを突き刺し、進む。同じ動作の繰り返しで進みは遅いが自信が湧いてくる。集中力を落とさず、危険な箇所をクリアーし、いよいよ最後の急登にさしかかる。
14:30 仙丈ケ岳3,033mピークに到着。最高の景色です。ピッケルを握り締め快心のポーズ。山頂の景色を十分に堪能し同じルートを下山。カールの上部や岩場など緊張する場面もありましたが、のんびり景色を楽しみながら下山。


小仙丈の手前でホシガラスが挨拶してくれました。綺麗な声ではないけど愛嬌を感じました。
一句「アイゼンを 踏みしめ登る 仙丈に なぜに泣くのか 星のカラスよ」

17:20 無事にテント場に着く。小屋で生ビールを購入し乾杯。後は夕食をとり、川のせせらぎを聴きながら爆睡。
30日 5時起床 計画では栗沢山に登る予定でしたが、昨日の仙丈ケ岳で堪能したことで中止、つまりモチベーションが上がらず、そのままテント内で爆睡・・・・
7:00 起床、テント撤収、北沢峠より歌宿まで歩き10:15発のバスで仙流小屋へ、今年の雪山登山も無事に終了です。
北沢から歌宿までの道中、いろんなことが頭をよぎりました。達成感はいいものですね。次回のチャレンジも真剣勝負で望みます。

