★ヒアルロン酸美肌治療によるアンチエイジングで人生を変えることを、一心に追及している、しのぶ皮膚科院長・皮膚科医のしのぶ先生です。
さて、薄毛の話再開です。
薄毛って、今や医療機関ではわりとメジャーは疾患として扱われているんですね
それだけ悩んでいる方が多いということです
男女ともに、また年齢を問わず、薄毛に悩んでいる方はいるんですが、どちらかというと男性の方が悩みが大きい印象ですね
男性型脱毛症の原因としては、大きく分けて２つあると言われています。
ひとつが遺伝的要因、もうひとつが男性ホルモンの影響です。
実は、薄毛って髪がどんどん抜けてくると思われがちですが、実はそれ以上に、一本一本が細くなってきて薄く見えているんです
髪の毛の“柔毛化”、“ミニチュア化”とも言われてますが、しっかりとしたこしのある毛が、細くて弱々しい短い毛になってしまうということなんです
色の白さやアトピー体質など、皮膚ってわりと親の形質を受け継いでいくんですが、親や祖父など家系に薄毛の人がいる場合、その子どもも、薄毛になるケースが多いです
また、男性ホルモンって、胸毛やすね毛などの体毛は増やしてくれるのですが、髪の毛となると逆に、抜けるのを促してしまうんです。側頭部や頭頂部の毛が薄いのは、男性ホルモンの影響であることが多いですね
男性ホルモンが原因の場合は薬による治療効果が高いので、自分がそのタイプだと思ったらすぐにでも治療を開始したほうがいいと思います
というのも、男性ホルモンによる薄毛は20代後半から始まることが多いのですが、薄毛が進行してからでは薬の効果も徐々に落ちてしまうんですね。ちょっと前に、チューリップ
の話をしたと思いますが、地上に生えているチューリップの茎や花が弱ってしまったときには球根をケアするのが大切と書いたのを覚えてますか
その球根へのアプローチも、茎や花がすっかりしなしなに弱り切ってしまってからでは、どんなに肥料を与えても回復は少ししか望めません。すでに球根自体がふにゃふにゃになってしまっていることが多いからです
「あれ？なんか以前と違う」と思い始めたらすぐにケアするのが、それ以上薄毛が進行するのを食い止め、元気な髪の毛を保つポイントです
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