仕事始めとさなぎ達の「自立自援」 | イイコトとの懸け橋「社会貢献探訪記」

仕事始めとさなぎ達の「自立自援」

今日は仕事始めで久しぶりに満員電車に乗った。

ふー。何度乗ってもなかなか気持ちのいいもんではないなぁガーン


それでも、こんな大不況の中で自分の好きな仕事をやれているんだから、幸せだよなぁ得意げ


さて、今日は寿町でしっかりと根の生えた活動をしている

NPO法人 さなぎ達

http://www.sanagitachi.com


の紹介をします!


寿町とはどんなところかをまずは説明します。


寿地区は、東京都の山谷、大阪市のあいりん地区(釜ヶ崎)と並ぶ三大寄せ場の一つとされています。


ここには、ドヤという約120軒もの簡易宿泊所が並び、


6500人前後が独居、

その85パーセントが生活保護を受け、

また半数が60歳以上の高齢者です。

かつては日本三大寄せ場の一つとされ、“日雇い労働者の町”として栄えましたが、バブル崩壊後は“ホームレスの街”を経て住民は高齢化し、“福祉の街”と呼ばれるようになりました。

また最近では20代~40代のネットカフェ住民の人も増加していると言われています。

ここは、横浜のデートスポットでもある山下公園、港の見える丘公園、中華街のすぐ近くに位置しています。

交通の便は大変いいところです。


けれども、上記のように多くの問題も抱えている場所になります。

そんな中で、さなぎ達は日々、活動を続けています。


どんな団体かをサイトから引用しますと


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さなぎ達は、日本三大寄せ場のひとつ、横浜の寿町で、

人が生活する上に最低限必要な「衣・医・食・職・住」を

柱として、ホームレスおよびホームレス予備軍の人たちの

「自立自援」

を促すことを目的に、メンタルサポートを一番大事にしている団体です。

さなぎ達の原点は、1983年に起きた若者によるホームレス襲撃事件を機に、「路上生活者の実態を知ろう」と1984年に始まった「木曜パトロール」という夜回り活動です。そして2000年に、当時ホームレスだったYさんの発案で、木曜パトロールで集まった韓国・朝鮮・アメリカ・日本の仲間たちが集い、2001年3月にNPO法人として設立しました。
“さなぎ達”と名付けたのもYさんです。ある者はいつの日か蝶になり、美しく羽ばたいて飛び立つかもしれません。しかしある者はずっとさなぎのまま、一生を終えるかもしれません。私たちはそのどちらも受け止めて支援を続けていきたい、という想いがこの名前には込められています。
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先日もホームレス襲撃事件がありました。


こんなにも世知辛いことの多い世の中で、本当に大変な時期だと思います。


それでも、私はココロだけは、貧しくなりたくないな・・・。


私はそう思って生きています。


誰しも大変な時には、つらい気持ちになり、回りも見れなくなってしまいます。


さなぎ達の代表理事の方もおっしゃっていたけれども、

お互いがお互いを認め合い、笑顔で暮らせることが一番の幸せなのかもしれないと

思います。


物質的な豊かさよりも精神的な豊かさ・・・。


私も、まだまだそこまで出来上がった人間ではないですが、

そんなコトバは、ココロに持っておきたいと思っています。


さぁ、明日もがんばろう。常に前を向きながら!

幸せな未来に向けて・・・。