「あなたはもう」
「なにもしないで」
…。
いうてねぇ(・∀・)頑張っていかなあかんなぁ思ってるんですけども
そうなんです、
頑張っていかなあかんのですけども
だいぶ打ちのめされています。
へこたれています。
この数ヶ月を、1年を、やり直したい。
現実は自分が想像していた最悪より大きく斜め上をいく残酷さで、夢なら今すぐに覚めてほしい。
本当にディラックの海を彷徨っている気分です。
グーテンモーゲン。
エヴァンゲリオンが完結し、自分にも落とし前をつけるというか、このブログもちゃんと終わらせるつもりで書き始めた残り4話。
このYou can not redo.では、過去に自分が繰り返してきたリセット癖によって多大な迷惑をかけた方達への贖罪を文章にするつもりでいました。
ブログで綺麗な事を書いていたりもしましたが、現実の自分はといえば物事を途中で投げ出して、目の前のことから逃げ出した過去が何度もある本当に駄目な人間でした。
迷惑を被った人の中には、僕の顔を見たら我慢出来ずに殴りつけたい人もいると思います。
何かにのめり込むと自分の臨界点を突破しても突き進み、元の自分に戻れなくなるまで没頭し、多くの人を巻き込んだ後、急にプツリと電源が切れてしまう。
そんなどうしようもない無限ループな繰り返しの人生を経て、辿りついた現在の自分。
本当に多くの人に迷惑をかけて、築いた信頼を裏切って、傷つけて、ここまで来たのだと思います。
2021年3月8日。
最後のエヴァが終わり、他に没頭するものも無くなってしまい、自分を縛り付けるものが全く無い状態となった僕は、今までになく自由に自分のしたいことをしたいようにするつもりでいました。
実際シンエヴァ公開直後の自分はそうやって行動し、今までにない自由さと幸福感がありました。
何も恐れることはなかった。
しかし、なぜなんだろう。
躊躇する。
本来臆病でネガティブな自分が顔を覗かせて後一歩が踏み出せない。
人の顔色を見て、自分の立ち位置を確保して日々を安定させようとする。
今を変えようとする力と今を維持しようとする力、
怖がる必要もない状況でもなお、変えようとすることを躊躇し、怖気付いてしまう自分がいました。
そして「時間ならまだあるさ」と臆病なことへの言い訳を見つける。
いつも僕の言い訳に使用されるモラトリアムもたまったもんじゃないでしょう。
そんな臆病風に吹かれている間に、自由な幸福感は時間が過ぎるほどにどんどん、小さくなってしまいました。
昨年の12月、その幸福感が完全に消えてしまいました。
その事実に気づき、焦り、うろたえ、すがる。
何とか元に戻そう、やり直そうと…
もがけばもがくほど、時間でも戻らない限り修復は不可能だと残酷な現実を知ることとなった。
当然、時間は不可逆であり
「あの時こうしていれば」
という後悔が頭の中をグルグルと回り続ける。
自分の人生において、
まだこんな絶望が待っているとは考えてもいなかった。
なぜ、自分は絶望を知ることになるのか。
なぜ、こんな世界を見ることになるのか。
「……なんだこれ……」
全てのきっかけは、君なんだよ
「僕は知らないよ!そんなこと急に言われたってどうしようもないよ!!」
そう。どうしようもない君の過去。君が知りたかった真実だ。結果としてリリンは君に罪の代償を与えた。
「罪だなんて…何もしてないよ!僕は関係ないよ!!」
君になくても他人からはあるのさ。
僕は知らないよ。
違う、僕は知っていた。
そうだ、僕はこうなるのを知ってたんだ。
そしてあの時、僕は逃げ出したんだ。
自分とは違う他人から。
「あなたはもう」
「なにもしないで」
そうだ、
何もしなければ良かったのかもしれない。
自分も他人も傷つけるだけの、こんな世界。
生きる気力を失ったまま放浪を続けるだけの世界。
「ただ、償えない罪はない」
「希望は残っているよ、どんな時にもね」
辿り着いた場所で、僕は希望を見つけることが出来るんだろうか。
そんな顔しないで、
また会えるよ。
つ
づく










