私は、短大を卒業し、住宅メーカーに就職し、6年間OLをしていました。
ちょうどバブルの時代でした。
出産の頃に退職し、専業主婦になりました。
私は、ひとつのことに一生懸命になると、他のことが後回しになるので、子育ての間は専業主婦でと決めていました。
そして、子供達から少し手が離れた頃、
「このままじゃ嫌だ、何かしたい!」と思っていた頃に、パーソナルカラーに出会い、色彩の勉強を始めました。
色彩検定1級を取得し、パーソナルカラーを学び、それでも何もできていなかった私。
そんな時に、色彩検定協会からの郵便に入っていた、「色彩講師養成講座」の案内が目にとまりました。
1級合格者に5年間送られてくる案内で、これで最後の案内です…と書かれていました。
人前で話すのが苦手なので、それまでは、考えたこともなかったのですが、なぜか、チャレンジしてみよう!と思いました。
書類選考だったので、可能性があるなら通るだろうと思い、
人前で話すのが苦手だけど、克服したい、
そして、勉強してきた色彩で、人のお役に立てることがしたい、
と正直に書きました。
結果は、無事合格。
デパートで販売の仕事を始めた頃で、私にできるだろうか…と不安でいっぱいでした。
半年間の講座、みんなできる人たちばかり。
泳げないのに、深い深い海に飛び込んだようでした。
毎月の課題をこなし、最後の試験。
筆記試験はよかったのですが、模擬講義で不合格。
やっぱり向いてなかったんだ…と落ち込み、諦めました。
でも、何度も強く背中を押してくださる同期がいて、再試験を受けることに。
みんな100回練習したと聞いて、できない私は、200回と思い、繰り返し練習しました。
何度も練習に付き合ってくださった同期の方たちには、本当に感謝しています。
そんなみなさんのおかげで、無事合格することができました。
苦しいと思ったこともあるけど、諦めなくてよかった。
大人になって、こんなに頑張れた!と思えたこと、
いい仲間に出会えたこと、
できる!と思えることが、ひとつ増えたこと、
勇気を出して受講して、ほんとによかったと思っています。
何度も背中を押してくださった同期の方には、感謝でいっぱいです。
それから何年か経ちましたが…
形にできるように、これからも頑張っていきます!
長くなりましたが、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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