【テレビドラマ「GO HOME」を観た】
身元不明の遺体を特定し、ご遺族等のもとへ帰す「警視庁身元不明人相談室」の捜査官が主人公。

警視庁内で敬遠される「警視庁身元不明人相談室」へ配属された三田桜（みた　さくら／小芝風花）が年上同期の月本真（つきもとまこと／大島優子）と共に、残された手掛かりを頼りに謎を解いていく。

【現在3話までの感想】
小芝風花は猪突猛進タイプの捜査官。大島優子は冷静沈着な同期の捜査官を演じています。
小芝風花さんは今までキレイな役やコメディ作品などで見ていましたが今回は元気なキャラクターで単純明快な主人公。
大島優子さんは、冷静で少し影のありそうな人物を演じている。ドラマのタテ糸に関わる存在でありそうだが現段階では不明。今後の展開にちょっと期待している。

警視庁身元不明人相談室・室長は吉田鋼太郎さん。鑑定を依頼する科捜研所長は高島礼子さん。完璧。完璧すぎる。不安感ゼロ。

1話完結のドラマなのでお話があっという間に進んでいく。当たり前だけど身元も約1時間で判明。身元の特定が進む過程で割と濃密な人間ドラマが展開されていくのだがサクサク進んでゆく。
小芝風花さんが、相対する犯人のコンプレックスを肯定しながら諭す、人生の機敏を語る。
完璧。完璧すぎる。

それを観て思いましたよ。
「みなさんは全部持っていらっしゃるから・・・」と。

小芝風花さんは何も悪くない。むしろ与えられた役をしっかりこなしている。大島さんも上手い、何も悪くない。完璧な娯楽作品なので安心して観られる。もしかしたら、この設定でこの作風は合っていないのか。不安感ゼロのミステリーとは何なのか考えてしまう。

キー・ビジュアルを見ればお分かりの通り、もっとライトに鑑賞したら良いんだと思う。だがしかし、そもそも「身元不明人を特定する」という設定が重い。
小芝風花さんと大島優子さんコンビは良い感じなので最後まで鑑賞しようと思います。

【超個人的ひとこと】
主人公2人の同期で科捜研の研究員・芹沢を演じる柳　美稀（やなぎみき）さんを推したい。2016年のスーパー戦隊「動物戦隊ジュウオウジャー」でクールなヒロイン、ジュウオウシャークを演じている。今回も聡明でクールビューティ健在だ。

また、3話ゲストの1人に長田成哉さんが出演。
「動物戦隊ジュウオウジャー」にゲスト出演後、2019年のスーパー戦隊「騎士竜戦隊リュウソウジャー」で中盤以降の重要キャラクター、ナダを演じていた人。
偏った楽しみ方である。

【GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜】