映画『グリーン・ランタン』や『デンジャラス・ラン』シニカレ DVDのライアン・レイノルズが、クリムトの絵が題材の映画『ウーマン・イン・ゴールド（原題） / Woman in Gold』に出演することになったとDeadline.comが報じた。
本作は、第2次世界大戦中に家族が所有していたクリムトの絵5点がナチスに奪われたとして、絵の所有権を求めて訴訟を起こしたユダヤ系女性マリア・アルトマンを描いた作品で、当初は『The Golden Lady』というタイトルだった。ヒロインのマリアをヘレン・ミレンが演じ、ライアンはマリアの弁護士を役を務める予定。映画『マリリン 7日間の恋』のサイモン・カーティス監督がメガホンを取る。
ライアンは、日本ドラマDVDアトム・エゴヤン監督の新作で、誘拐された娘の行方を追う父親を描いた映画『ザ・キャプティブ（原題） / The Captive』が今年8月にデンマークで公開予定。また、映画『白雪姫と鏡の女王』のターセム・シンが監督する、ガンに侵された老人の意識が若い男性の肉体に移植されるというSF映画『セルフレス（原題） / Selfless』が、来年2月にアメリカ公開を控えている。
第83回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた「灼熱の魂」のドゥニ・ビルヌーブ監督、エミリー・ブラント主演の新作「Sicario（原題）」に、ベニチオ・デル・トロが出演することがわかった。米Wrap紙が報じたもので、デル・トロは契約交渉の最終段階だという。
同作は、麻薬密輸捜査のためメキシコに赴くSWAT隊員（ブラント）の活躍を描くスリラー。デル・トロは、麻薬カルテルを取り押さえるためにアメリカ政府に雇われた殺し屋を演じるようだ。
シニカレhttp://www.ntrdvd.jp/dorama-14.htmlビルヌーブ監督は、ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホールと組みハリウッドデビューを飾ったサスペンススリラー「プリズナーズ」が、5月3日から日本公開。「Sicario（原題）」のほかに、ネビュラ賞、ヒューゴー賞を受賞した米作家テッド・チャンの短編SF小説「あなたの人生の物語」を映画化する新作も進行中で、こちらはエイミー・アダムスが主演を検討している。