七回忌までに旦那の実家の近くにセカンドハウスを買ってその近くにお墓を建てたいと思っていました。

セカンドハウスは半分サテライトオフィスとしてリモートで仕事をすることにして東京と二拠点生活するのが理想です。

そのためには先にお墓を決めておくべきだろうと周りから言われていたのですが、セカンドハウスを建てたい場所の近くにお寺があることを知りました。

それも旦那の戒名の文字が入ったお寺でした。

これは運命だと思い早速見学会を予約して連休に行ってきました。


私はお寺とか納骨堂とかの知識がなく、お寺が管理するお墓が敷地内にあると勝手に想像していました。

ところが実際に内見すると仏壇がロッカーのように並んでいる閉鎖された空間でした。

私は旦那は絶対ここには入りたくないだろうと直感しましたが説明は詳しく聞きました。


予約していた日をお寺側が勘違いしていたようでお昼に一度行って夕方また出直したのですがお昼にお寺を出る時にレンタカーのナビを登録すると行き止まりの道が案内されて道がなくなってしまいました。

夕方出直して説明を聞いてお寺を出ようとするとレンタカーのエンジンがかからなくなりました。

何とかエンジンがかかりナビを登録するとやはり行き止まりになります。

後からこれは旦那がここは嫌だという合図なんじゃないかと思い、お寺の納骨は断りました。


振り出しに戻ってしまいましたが自分の気持ちとしては普通のお墓を建てるのがよいとの考えに至りました。

知り合いのお墓参りをすると富士山が見れたり、桜が咲いていたりいいお墓が多くてやっぱりいいなと思うので私もできれば海が見える墓地があればよいですがなかなかそうもいかないかもしれません。

子供のいない私達は将来お墓を見る人がいなくなると思いますが、故郷の地に2人で永遠に眠ることができたらそれでいいかなと思います。