別にアンパンマンショーが見たかったわけではありませんが、期せずして鹿踊りの定期公演で時間が近くで、藤原の郷の対応の悪さに、あーやっぱりと思ってしまいました。

いつもの会場には長椅子もなくガランとしていました、通りかかった施設ネームの入ったポロシャツの方に「鹿踊りもあの舞台ですか?」

と尋ねると、鹿踊りは広場でやると言うのでカメラを準備しましたが、いざ始まると、鹿踊りの踊り組は舞台の方に太鼓たたきながら向かっています。

 

3台も抱えてすぐに動けるはずもなく、スマホで最初から撮ろうと後ろの席の見通しのいい場所が空いていたので、一台設置。

もう2台は間に合わなくて、一台だけ観覧席の脇に設置。

 

観客はアンパンマンがみたかった家族連れで踊りが始まっても、空いてる席を探す人や、入れ替わり立ち替わり、カメラの前も平気です・・・。

 

こんな事分かっているのに、何故ここでやろうとしたのか不明ですが、普段の日曜日以上に家族連れがいっぱい。

混乱は想定できるはずなのに、鹿踊りを藤原の郷では軽視している事が窺われます。

歴史公園と言いながら、江戸情緒はなく平安の時代の建物ばかりなので、鹿踊りは時代には合わないのかも知れませんが、江刺に伝わる民俗芸能をあっさり、やっつけ仕事にしている」、保存会はなんと思っているのかな?

甚だ疑問だ。

 

生活スタイルが変わって来て地域の伝統や文化が廃れて久しいが、俺の様に昔を懐かしんで鹿踊りを見ながら、懐かしい事に触れて嬉しくなる人もいるのに。

ニューファミリーと言われる生活スタイルが、過疎化に拍車をかけて、過疎になっていく中でそれでも生きて行く場所はここだと、心のアイデンティーは叫ぶ。

 

江刺の甚句祭りも3・4日とあって、ゴールデンウィークも今日が最終日、昨日のデータを編集してYouTubeに投稿しなくちゃと」昨日のイライラもあって、まだブツブツ思ってる

気がついたのは、鹿踊りの百鹿大群舞は混雑があっても裏盆祭りで披露してナンボって思った。

コロナが終わって(終わったの?)マスク着用が減ったけどなんとも凄い人手。

渋谷のスクランブル程ではないけれど、普段は道を歩く人だって見かけないのに、祭りは心がウキウキするものだが、観客が祭りを楽しんでいる様に見えなかったのは何故かな?

 

岩手県南の田舎町で、1人ぼっちを体験した。