皆さんこんばんは。信玄の野望です。
 
最近「法華津です」って名乗るのが恥ずかしくなってきたので、もうブログのタイトルごと変えてしまおうかななんて思ったりもしています(笑) まぁどっちでもいいことなんですけどね。
 
突然ですが皆さんは『ドイツ三大B』という言葉をご存知でしょうか??
 
 
そう、ドイツの有名な作曲家「バッハ」「ベートーヴェン」「ブラームス」のことです。
 
 
ちなみにニマル三大Bといえばもちろん
 
 
 
 
無骨者
 
 
爆弾蜂
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ボマー(つ、強い…強すぎる………)
 
ですね!笑
 
 
 
とまぁ今日は1ヶ月ぶりくらいに音楽のことを少しだけ書いてみようかなと思います。
 
ちょうど今年はベートーヴェン生誕250年の記念の年ですのでベートーヴェンについて簡単に書いていきます。
 
 
 

ベートーヴェンは1770年にドイツのボンで生まれました。
 
1770年、日本では後桜町天皇が譲位し、第118代後桃園天皇が即位した年のようです。
また、第7代佐賀藩主の鍋島重茂、第8代津幡主の藤堂高悠の没年でもあるそうです。他に有名なところでいうと解体新書が刊行される4年前だとか。
ちなみにwikiによるとこの年の9月に日本各地でオーロラが観測されたそうです。 オーロラかぁ、見てみたいなぁ…。
 
 
そんなベートーヴェンなのですが、皆さんはどんな曲を思い浮かべるでしょうか??
 
ジャジャジャジャーン!の運命(交響曲第5番)か、年末の風物詩 歓喜の歌(交響曲第9番)か、はたまた悲愴、月光、エリーゼのために のようなピアノ曲か、という感じでしょうか。
 
 
 
 
ここからはわたし自身の昔話になりますが、多分人生で初めて聴いたクラシックのCDはベートーヴェンの交響曲5番でした。と言っても幼稚園くらいの頃にたまたま家にあったCDを聴いて「わー!これジャジャジャジャーン!のやつだ!!(笑)」みたいな感じでウケてただけなのですが…(汗)
 
その後すっかり音楽にのめり込んでしまい、ベートーヴェンの作品も当然たくさん聴くようになったわけなのですが…
 
高校生くらいの頃、『どうしても「すごく有名で人気のあるもの」を好き!と言うことに抵抗がある』時期がありました。何か素直じゃないというかひねくれてるというかなんというか…(笑)
「知る人ぞ知る」みたいなものを好きというのがカッコいい!みたいに思っておりまして、その頃ベートーヴェンで好きだったのが「交響曲第7番」(以下ベト7)でした。
 
もちろん全くの無名の曲ではありませんでしたが、運命や第九、英雄(交響曲第3番)などに比べると一般の方にとってはタイトル知らなく耳なじみもない曲で「いや、これがあんまり知られてはいないけどいい曲でかっこいいんだよ!」なんて友人に勧めたりしていました。
 
 
 
それがある日、一変するんです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そう、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
のだめカンタービレの大ヒットです。
 
 
のだめが大ヒットしてからはベト7は(一時的にかもしれませんが)ベートーヴェンの交響曲の中でもっとも有名というか聴いたことがある曲になったのではないでしょうか。
「ベト7が好き」なんて言おうものなら「あぁ!あののだめの主題歌の!」みたいな、ちょっとミーハーな人に思われそうな気がして、大ヒット以来あまり公言はしなくなりました(笑) 
応援してたインディーズバンドがメジャーデビューして紅白に出るような、自分だけが通ってたお店がテレビで紹介されて大人気店になったような、そんな心境でした。
もちろん今思えば、あそこでベト7が有名になりクラシック音楽にスポットを当ててもらえたことはとてもありがたいことですけどね。当時は実にひねくれてました…(笑)
 
そんな「あまり知られてないものを好きな自分」愛好家だった痛い痛いわたし(笑)が本日皆さんにご紹介したいベートーヴェンの『あまり知られていないけどすごく素敵な曲』がこちら!
 
 

 
「ミサ曲ハ長調作品86」です。
 
この曲は「運命」「田園(交響曲第6番)」と大体同じくらいの時期に作られた作品で、非常に美しい曲です。
なんというか、すごく澄んだ音楽なので秋の夜なんかに聴くのにぴったりな曲なんじゃないかな、と思っています。特に1曲目のキリエ。心が洗われます。
 
とても素敵な曲なのに、演奏される機会は少ないんですよね。とてももったいないなぁなんて思いつつ… 是非皆さまにもこの曲を聴いて穏やかな気持ちでお過ごしいただけたらと思います。
 
 
そしてもう1曲、これはちょっと変わり種の曲なのですが、
 
 

 
 
「ウェリントンの勝利またはビトリアの戦い」という曲です。
ビトリアの戦いでイギリス軍がフランス軍に勝利したことを受けて作られた作品で、負傷した兵士のための慈善活動の一環として行われた演奏会で初演されました。
この曲にはなんと「大砲」のパートがあり、実際にホンモノの大砲を使って演奏されたりすることもあります。
大砲が入るクラシック音楽といえばチャイコフスキーの序曲『1812年』(1880年作曲)がありますが、まさかそれよりも60年以上も前にベートーヴェンが大砲の入っている曲を書いているんですね。
この録音は是非イヤホンかヘッドホンを着用して聴いていただきたいです。決してミサ曲のように心地よい音楽ではありませんが、左右からそれぞれの軍の音が聴こえてきて非常に面白いです。
クラシック音楽に大砲、戦国武将に現代兵器…なんかシンパシー感じちゃいますね(笑)
 
そんなベートーヴェンがもし20XXに登場したら…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こんな感じでしょうか(ベートーヴェン先生、心の底からごめんなさい…。)
 
 
 
 
今日はベートーヴェンについて簡単にではありますが書かせていただきました。いかがだったでしょうか? 是非ミサ曲Op.86は皆さんに聴いていただきたいです。
 
今回マイナーな曲を2曲紹介しましたが、やはり豊かな自然を見事なまでに描写した「田園」や、シンプルながら延々続くリズムがクセになる「ベト7」などが聴きやすくて入りやすいかな?なんて思っています。というかベートーヴェンの交響曲は時間が長いことを除けば9曲どれもすごく聴きやすいと思うのでこの芸術の秋に色々聴いてみてはいかがでしょうか。
 
それでは少し早いですがこのあたりで失礼致します。本日も1日お疲れ様でした♪
 
グゴゴゴーーー!!!! グゴゴゴーーー!!!