J'adore France 

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フランスを愛する美容師の思う事

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25年前にはじめてフランスにきた頃は、日本の美容界に夢を見れなくて、同じ繰り返しの毎日に嫌気がさしてた。

朝から晩まで働いて、休みもほとんどなく、自分の全ての時間を費やして7年ぐらい経ってたころ。

こんなに働いてるのに、正直大して稼げないし、このまま続けていって、いったい先に何があるんだろう?って感じてた。


そんなときにフランスでの仕事を突然社長に言われて、まあよくわからないけど行ってみるかってな感じで来たのがはじまり。


それから25年間、震災のあと2年間を除くと、毎年通い続けてきた。

はじめて見たフランスの美容界はその時代はちょうどロンドンに元気が無くなっていたころで、世界的に有名なフランスのサロンが沢山出てきていたころだった。


そりゃ、見るもの全てが新鮮で、カッコよくて、街並みも歩いている人もみんなカッコよく見えたな。

サロンでも結果主義だから、時間の束縛はなく自己管理で、昼休みにレストランで食事してワインなんか飲んじゃって、バカンスもあって日本とは雲泥の差に感じでた。


そんなだからもちろん日本には帰りたくないわけ。

でも、日本の会社から出店計画が出たから、帰って来いと言われ、愕然。


日本に帰っても当然環境は違うわけで、フランスで、感じた新しい事なんかをためしてみても、環境に順応できないわけで。


結局は日本の環境と戦いながら店を作ってきて、沢山のスタッフに支えられて今がある。

そしてフランスにサロンを出すまでに10年、今年でフランスのサロンも10年。

今思うことは、あの頃に嫌気がさしていた日本の環境にで地道にコツコツと膨大な時間をかけて積み上げてきたスピリットや技術、サービスは今になって、このフランスで戦えている武器になってるんだなってこと。

あの頃に憧れていたフランスの美容に対して、日本が積み上げてきた美容は明らかに戦えるリアルに変化してきているんだなと。

一人一人のお客様に日本人美容師として、誠意を尽くして全力で向き合うことを、これからも積み上げていく事で、日本人美容師もなかなかやるじゃん!って。


だからこそ、積み上げてきた小さな事をこれからも大切にしていかなきゃ。


Parisでそれをよりリアルにする!