----ソウルのとあるカフェ
男性5人、女性4人がテーブルを挟んで互いを見合いながら座っている・・・
なんとも言えない妙な空気感・・・・
スタッフ「それでは、今から互いに自己紹介からはじめていきましょう!
みんな緊張せず、リラックスして話して大丈夫だからね。
じゃあ男子チームから・・・」
左端のうつむき気味だった彼は・・・・
「あ・・・・っはい!僕からじゃあいきますね・・。」
(ガタン!!)
「イタっ・・!」
彼の前にあった、グラスが揺れる・・。
「すみません・・・・。緊張しちゃって。」
そう言いながらふわふわの髪の毛をくしゃくしゃする彼。
「僕の名前は、イ・ジンギです。オニュってよんでもらえると嬉しいです・・・・。
男子メンバーでは最年長なので、いちよう、金庫番は僕です・・・。
みんなで仲良く恋しましょう(笑)!!!」
そう言って、満面の笑顔を女性陣に向ける。
J「ちょっと(笑)!!! みんなで仲良くってwww
どうするの?みんな一人の子好きになっちゃったら??
オニュヒョン、ずれてるよ(笑)」
つっこみを入れる彼をしり目にきのこ頭の彼が話し出す。
「ぼく、イ・テミンです!!
たぶん、ぼくが一番若いんで、みなさんテミナって呼んでください^^
ハハ!よろしくです・・・。」
終始、鼻に手をあてながら話し終えた。
少し緊張しているようだった。
「はい!俺はキム・ジョンヒョンです!
みんな、ジョンヒョンとかジョンでいいからね~?
俺は好きな人ができたらガンガン行くタイプなんで、その時は覚悟してください(笑)!!!
よろしく!!!!!」
軽快に話し終える彼。
キラキラした目でひとりひとりの目を見て話していた。
J「じゃあ、次は炎のカリスマさんどうぞー」
「ヒョンうるさい。」
ずっとうつむき気味だった彼が顔を上げる。
「チェ・ミンホです。ミノって呼んでください。
よろしくお願いします。」
抑揚なく話しきった彼。しかし、まっすぐなその瞳に吸い込まれそうになった。
「え、ミノそれだけ?? もっと自分をPRしなよwww
はぁーやっと僕の番きた!
僕は、キム・キボムです。キーでいいよ。好きなものは・・・・僕の興味を惹くもの全てかな?
あ、ファッションには特に関心があるかな~
とりあえずよろしくね~」
ファッションに関心があると言った彼は確かにオシャレで、独特の彼らしさが見えた。
スタッフ「それでは、女性陣いこうか?」
女性陣『はい!!!』
わっか(以下わ)『はじめまして!わっかって呼んでください!
私が女性陣ではリーダー的存在なので、男性のみなさんは私以外を好きになった場合は
私に応相談で(笑)!!!』
J「え、それはリアルに(笑)???」
わ『もちろん!』
J「了解っす(笑)!!!」 敬礼するジョン。
あや(以下あ)『あやって呼んでください。
よろしくおねがいします!! あ~えっと、他に何話せばいいかな??』
J「好きなタイプとか?」
あ『話が合って、気が合って、優しい人かなぁ。』
K「ありがちな解答だね。」
キーがするどいツッコミを入れる。
J「あや・・・。それ俺だわ!」
前に身を乗り出して俺だと主張するジョン。
K「いや、ヒョンと気が合う人ってよほどの変人しかいないよ。」
J「じゃあお前も変人だ。おめでとう(笑)!」
K「違う!ちがーう!僕がいつヒョンと気が合うなんか言ったんだよ!!!」
T「ヒョンたち喧嘩するならトイレでやってよ~
次の方どうぞ~~^^」
末っ子テミンにより場は納められた。
まい(以下ま)『まいです!料理が得意です。
好きなタイプはリードしてくれる人がいいかな~。よろしくおねがいします!』
J「やばいな。俺がタイプだって子がもう二人いるじゃないか。
矢印がもう二つもこっちに・・・・向いて・・・・」
K・あ「『いや、ないから(笑)」』
見事にはもるキーとあや。
それを見て爆笑するオニュ。
M「キーもジョンヒョニヒョンもいいから、早く最後の子にまわしてあげて?」
真剣な顔で言うミノ。
J・K「ミノくん、ごめ~ん」
M「最後、どうぞ?」
けーと(以下け)『あ・・・・、ミノくんありがとう!
こんにちわ!けーとです!
女性のなかでは最年少です。
好きな人と照れて話せなかったりするタイプです。
あ、でも好きな人には積極的です。』
K「何それ(笑) どっちなの??」
少し笑いながら質問を投げかけるキー。
け『そのままの言葉の意味かなぁ。自分でもいまいちわからないかも。』
K(なんか、この子おもしろwww)
そう思いながらじっと見つめる。
け『とりあえず、よろしくおねがいします!』
スタッフ「これで全員、自己紹介終わったね??
それでは、この旅でのルールをいくつか自分たちで決めようか?
じゃあ、金庫番オニュが仕切って。」
O「じゃあ、この旅でのルールを決めたいと思います!
意見がある人は挙手でお願いします。」
J「はいっ!」 さっそ手を挙げるジョン。
O「ジョンヒョンどうぞ。」
J「とりあえず、打ち解けたいから敬語はなし!」
O「うん。いいね!みんな異議ない?」
T「え、ヒョン~僕もヒョンたちに敬語使わなくていいの~??」
テミンが首をかしげながら聞く。
K「何言ってんの?女の子たちとの話でしょ。
っていうか、テミナ日ごろからそこまで敬語使わないんだし、
今更そんなこと気にすることないでしょ(笑)?」
テミンに注意するような口調で話すママキー。
T「キーヒョン、ぼく、いっつも敬語じゃないですか~?」
そういってキーにウインクするテミン。
K「あ~はいはい。わかったって。」
てむきーのやりとりで笑いに包まれる。
O「一つだとあれだし・・・もうあと一つくらい・・・ないかな?」
わ『はい!』
O「わっか!」
わ『男性陣はみんな好きな人ができたら私以外の場合はわっかに報告する。』
JKMT「却下!!!!!!!」
胸の前でバツ印を作るジョンテム。
わ『冗談だって(笑) 他人の恋愛も助けてあげるほど余裕ないって、さすがの私も。』
あ『さすがの私も・・・って(笑)
あ、はい!!!!』
O「お!あや?何かいいルールある?」
あ『隠し事、もめ事はなし。悪口とかも。正々堂々恋愛したい!』
J「いいね!正々堂々、恋愛しようじゃないか?」
少しドヤ顔で言うジョン。
K「ヒョンが言うとなんか面白い(笑)」
O「あやのルールに意義のある人?」
誰一人異議を唱えるものも現れず、
O「じゃあ、採用ね!
うん。
で、最後に僕から一つ。
みんな笑顔で旅しよう!」
そう言ってニコッと笑うオニュ。
J「オニュヒョンがいいとこぜーんぶ持ってっちゃったわ~」
みんながジョンの一言で笑った。
スタッフ「じゃあ、旅のルールも決まったみたいだし、さっそくラブワゴンに乗り込もうか?」
全員『「はーい!!!』」
そうして一同はラブワゴンへと乗り込んだ。
