私は今日まで生きてみました

私は今日まで生きてみました

神田明神の痛絵馬観察記事、各期のアニメ感想、毎月の秋葉原や池袋の写真記事、などなど。

  【「GIANT KILLING」の作品紹介記事及び過去の感想記事(14巻以降)へのリンクはこちら を御参照下さい。】



ジャイキリ63巻では、リーグ終盤における鹿島との首位攻防天王山で先制こそ果たしたものの、その後、前半のうちに2点を奪われて逆転され、再逆転を目指して後半に入ったETUの様子が描かれています。まずは、例によって、この巻のおおまかな粗筋からどうぞ。






TUで自らの価値を高め、ゆくゆくは海外クラブから高額のオファーで求められるほどの選手になりたい、と今後のビジョンを語った椿に対し、香田は、椿ならむしろ今のタイミングが海外からのオファーを受ける絶好のチャンスで、椿自身が移籍しようと思ったタイミングで声を掛けてくれるクラブがあるとは限らない、と説くが、椿はそれでもETUへの義理を優先する意思を示し、香田も最終的にはその方針に同意して椿を全身全霊でサポートする約束を行う。


ETUはリーグ優勝へ向けての天王山、勝ち点差1で追う首位の鹿島戦に向けて練習を完全非公開に…といっても、達海が行ったのは軽めの戦術確認とミーティング程度で、総仕上げとしてハイライト映像付きでこのシーズンを振り返り、ETUのチーム全体がシーズンの中でモチベーションの生かし方を身に付けてきたことと、その高いモチベーションによって鹿島の伝統に立ち向かっていくことを宣言する。

一方、堂々と公開で練習を行っている鹿島の側は、ブラジル代表の10番を背負ったこともあるクラブ創設時のレジェンド・アイルトンが来日し、紅白戦形式の練習を観戦して、元々実戦以上に激しく行われている選手たちのプレーにより一層気合を入れたり、彼が創った頃から脈々と受け継がれているクラブの哲学をミーティングで再確認させ、選手たちの気持ちをきっちりと引き締めたりして、リーグタイトルに向けて死角のない準備を行っていた。


鹿島が勝ったら優勝が決まるということでシャーレも運び込まれたカシマフットボールスタジアム。ETUが勝てば首位に浮上し、ホームでのリーグ最終節に優勝をかけて臨めることもあって、アウェイ側のETU応援席にはかつてない規模の応援団が乗り込んできていた。とはいえ、さずが強豪・鹿島のホームスタジアムと言うべきか、応援の圧として見た時、ホーム側とアウェイ側で全くパワーが異なっていることは否めない。

勿論、そういう状況は、ホーム側にもプレッシャーとなるものだが、鹿島の監督・クライトンは、試合前ミーティングで、鹿島が常勝チームであり続けるのならば、このプレッシャーが日常のものにならなければならないと説く。一方、ETUの試合前ミーティングでは、緑川をはじめとしたスタンド組がピッチ組に気合いを入れ、試合へと送り出す。そしていよいよ両チームの選手が入場へ向けてスタンバイへ…





最後は、いつものように感想や考察などを並べて締めにしたいと思います。


☆もし、オファーがあるなら今すぐ海外に行きたい、と椿が言ったなら、香田はそういう方向に動いたんでしょうし、移籍金云々は関係なく、ETUのクラブ全体で椿を応援するんじゃないか、という気はするんですけどね…


☆かつてETUをボロボロにした人こと津川会長は、現在、女性アイドル業界に身を置いているようですが、もしかしたら、サッカー業界よりよっぽど向いていたりするのかもしれませんね(笑)。


☆達海が鹿島戦前に行った非公開練習の総仕上げとして見せたETUのハイライトは、基本的には(椿の五輪代表や日本代表でのシーンを別として)ジャイキリ自体のハイライトにもなっており、色々と懐かしかったです。


☆鹿島のアイルトンは誰がどう見てもジーコですよね(笑)。いや、まぁ、日本サッカーの歴史に燦然と輝くあの唯一無二の存在を、全く似せずに描く方が難しいのかもしれませんが。


☆一方、日本に移動する飛行機の中で酔っ払ってそのアイルトンと大人げないサッカー談義を繰り広げた(苦笑)日本代表監督のブラン。わざわざ見に来た大一番の中で椿の復活ぶりにも当然注目はしているんでしょうね。


☆常勝チームになろうとするのなら追われるプレッシャーを当たり前のものにできなければダメだというクライトンの言葉は個人的にかなり響きました。勿論、ETUはまだまだこんな段階にはないのでモチベーション云々という話になる訳ですが、いずれは彼らも追われる側になれると良いですね。




以上、ジャイキリ63巻について相変わらずまとまりのない感じでごちゃごちゃと書いてみました。



 



昨日に引き続き、本日も、ボークス秋葉原で先月開催されていたPOP UP SHOP企画の模様をお届けします。まずは1階で開催されていた『デート・ア・ライブⅤ』から。















続いては最上階で開催されていた『かぴばらしょっぷ』から。「かぴばら」さんはアニメグッズを取り扱われている業者さんです。










以上、先月、ボークス秋葉原で開催されていたPOP UP SHOP企画よりお届けしました。