焚き火が発達して、屋内でも火を焚けるようにしたものが囲炉裏ですが、これは煙の出口がなかったため、後に煙突とフードの付いた囲炉裏が考え出されました。
さらに進むと、囲炉裏を壁の中に入れればフードもいらない、ということから壁付き暖炉が発達します。
と同時に、フードをもっと下げて壁で覆ってしまえば、煙はすべて煙突から出ていくという考えから、密閉式の薪ストーブの原形が考えられました。
ただし当時は粘土製で、ヨーロッパではこのタイプと暖炉が主流、ロシアではこれがさらに発達してペチカとなりました。
後に鋳造の技術が発達して、粘土が鋳物に換わりました。
一方、アメリカでは、移民がヨーロッパ、特にイギリス風の暖炉を持ち込み、各家庭で使っていたようです。
しかし、燃焼効率が低く、当時は各部屋に暖炉があったために、設置に非常に手間がかかるのが欠点でした。
