正直、この監督の良さはよく分からなかったです。
監督自らがテーマを「僕たちの嘘と真実」にしたのに、
映画の内容は「彼女はなぜ去ったのか?」じゃん。
メンバー各々の時折々の苦悩のだとか、
苦難を乗り越えるたびに強く成長した部分だとか、
確かにありましたよ。
でも、もがき苦しむてちと他のメンバーがそれをどう見てたのか?
の部分が多過ぎだって。
他にも色々言いたい事は山ほどあって、
そもそも、これをファンが見たところで、ライブシーン以外は
ファンなら大よそ知っているし、理解していた事が大半。
って、文句ばっかり言っても仕方ないので、ここからは
8003的に良かったシーン。
まずは何と言っても、みーちゃんのアドリブセゾン。
パフォーマンスしながら、どうしようどうしようってギリギリまで
悩んでて、結局「世の中全てを敵に回してもいいから」って決断して、
しーちゃんにマイクを渡して踊り始めるシーン。
突然マイクを渡されたしーちゃんの表情と
覚悟を決めて踊るみーちゃん。
もう一つは、去年の紅白終わりにメンバー一人一人に
てちが別れを告げるシーン。
てちが謙虚、優しさ、絆の心を持ち合わせてた事がヒシヒシと
伝わって来た。
あと、印象に残ったのは、
「他の子達とは違う。こんなインタビューの場では答えられません」
とはっきり言うゆいぽん。
ガラスを割れ以降、誰よりもセンターに立つ機会が多かったからこそ
ゆいぽんなりに感じた事がきっと多くて、それは簡単には理解して
もらえない事だって思ってるんだろうな。
もう一つ、
大人の責任とは?の質問に「見続けること」
と答えたTAKAHIRO先生。
このシーンを見た瞬間は、
「この監督エグい質問するな」と思ったんだけど、
よくよく考えると、このインタビューの前後が映ってないので、
何に対してこの質問をしたのか分からないから、
それ以上考えるのはやめました。
ただ一つ、TAKAHIRO先生に言いたい事
「そう言った限りは、彼女達の事、一生見続けろよな。」
最後に。
平手友梨奈という才能を見出して、試練を与えて、
開花させるのに、ここまでやっていいのか?
それが芸能界では許されるのか?当たり前なのか?
てちが
有明コロシアムで本番前にずーみんにしがみついて言った
「嫌だ~」
追加公演のドームで車椅子に縛り付けらっるようにして通路を
運ばれる時に言った「嫌だ~」
前者は初々しく可愛らしい少女のそれであったのに対して、
後者は「今あっちの世界に行ったらもう戻ってこ来れないから」
という救いを求めるものに聞こえた。
続きはまた時間があった時に。
9月15日追記
10プーの音源解禁で思い出した!
2回目のMV 撮影の時、
てちが来てない事を暫時メンバーに伝えてなかったスタッフ。
これは大人としてNG でしょ。

