今日も今日とて転職活動

昨今にしては珍しく(?)現地での面接だ

なので昨日、ユニクロで「感動ジャケット」みたいな奴を買った

パンツも一緒で、感動パンツもだ

上下で一万円弱 いやぁ スーツも安くなったもんだ


で 面接を受けたのだけど

10日以内くらいで連絡しますとその日に聞いたのに、当日中に合格・採用と言われた


受かる気は無かったのだけど

あまりにも予想外過ぎて、来てくれますかと言われた時に考えるより先に「はい、よろしくお願いします」という言葉が出ていた


現場の職人さんは100%かっこいいなと純粋に思ったし

鉄の匂いも風も空も人も、何もかもが理想に近かった

給与は3割くらい下がるけど、そもそも結婚どころか恋人を作ることさえ考えてないので、そこはどうでもい


なのでつまり、文句は無い

職場、業務内容、人、賃金、全てに文句がない


気持ち悪い


違う

違う 違う違う違う違う

全然違う


そうじゃないだろ

サボるなよ 

何をすんなり通ってんだボケ


違う っ違う、違う

違う


予定予想と違う

違う





っていうのを書いたのが3日くらい前

いつの間にか値落ちしたらしい


翌日にエージェントさんが連絡してきて、その会社結構ヤバいかもっすよと教えてくれた

何だとぅと、口コミサイトで会員登録までして調べてみたところ、


・週休二日制は嘘で基本は週休一日(休日出勤)

・深夜まで残業するのが週に1,2回はある

・勤務拠点にもよるが月の残業時間が100時間を超えるのはザラにある


みたいなのがゴロゴロ出てきてあこれはダメだってなった

幸いにも内定受託はしてなかったので、色んな人に相談した上で無事に辞退


だけど、完全にそこで働く気だったから他の選考中企業は全部辞退になった

というより、結局働きたくなかったのだ 俺は

性格上俺は、やると決めたら誰に反対されようがやるのだから

「みんなに止められたからやめた」みたいなスタンスを取ってるけど、本当はこれ幸いと、しめしめと内定辞退したわけだ


会む社は退職になっても傷病手当金はまだあと半年貰えるし、貯金もあるし実家暮らしだし、職歴が綺麗だから再就職も簡単だという事は分かったし


という、そういうナメた考えをしてる自分に心底ウンザリした

誰にとって「ナメた考え」なのか

社会か 人々か っていうとなんか違う


自分が自分を許せない感じ


「だったら死ねよクズ」といった罵詈雑言がゴンゴン出るぜおーいぇー


まぁ 仕方ない

仕方ない


開き直ろうかってことで、ここ半年くらいずーーっと医師から勧められてきた就労移行支援制度?を使ってみる事にした

ホントはもっと重度の、いわゆる手帳持ちの人が行くようなところらしいけど、通院歴と診断書があれば自治体によっては行けるらしい


医師から直接紹介されたんだからまぁ多分いけるんだろう

というわけで来週早速、見学に行ってみる事にした


要するに疑似的に通勤をする施設だな

決まった時間に施設へ行き、擬似的な業務(簡単な職業訓練)をして、帰る

プログラムが進めば、提携企業のところで職場体験をするそうだ

更にプログラムが進むと、履歴書や職務経歴書の書き方を教わり、面接の練習をして、選考企業や医師と連携しながら、病気の事を理解してもらった上でゆっくり働き始めるのだそうだ


まぁ 履歴書と職務経歴書はもうあるし面接もそんな困ってないのだけど、

魅力的に感じてるのは、擬似的に通勤して体を慣らすというところと

最後の、病気についてのすり合わせをしてくれるというところ


ただまぁ もっと辛い症状で頑張ってる現利用者からしたら、俺みたいなのはどう映るのだろう

不快な思いをさせるような気がするのだけど


そして、「就労移行支援制度を使うから、転職活動しなくていいよな」と、免罪符を得たような気分になっているのも我ながら気持ち悪い


あぁ気持ち悪い

許せない

みっともない 情けない 惨めったらしい


だったら転職活動すりゃいいじゃん とも思うのだけど

もう大人しく就労移行支援使いますと話した時に、医師が、女の子のように喜んでくれたのを思い出す

うふふーってな感じに、ルンルンで資料を持ってきてくれたものだ


やっと分かってくれたか…!という気持ちなのだろうか?

実際、転職活動を初めてから俺は殺伐としてたのだけど、それが急に無くなって言うこと聞きますと言い出したわけだが


ホッとしてるようだった

いい事ですよ、ゆっくり焦らずいきましょうと本当に嬉しそうに言っていた


気持ち悪い

先生がじゃない そう言われて気が緩んだ自分がだ

先生は本当にいい人で、本気で俺を助けようとしてくれているんだなと思う


俺は、結果的に、俺が人に助けを求めたことに

こう書いてる今もそうだけど、吐き気がする

息が詰まる 酸素が重たくなったように、水面であえぐような呼吸になる

酔い潰れた時のように、頭がグルグルする


分かりやすい拒絶反応だ

体や脳が、人に助けを求めることを全力で拒否している

気が遠くなるような感覚すらある 魂的な何かが、頭の右上?あたりに抜けていきそうな、引っ張られるような感覚 その不快感で吐き気がする


理性?なのか 体なのか脳なのか

分からないけど いわゆる「病気の方の俺」の言い分はこうだ


やろうと思えば以前のように働けるくせに

心を鈍らせて意図的に機械化して働く事が出来るくせに

やれるくせに「出来ません」と泣き言をいって助けを求める

まさしく害悪 お前が今まで芯から嫌っていた人間そのもの

お前がそれをやるという事は、お前のこれまでの生き方を否定するということ

ホントは出来るけど出来ないフリをするのか

ホントは助けられる人を助けないつもりか

人のためにやれる事があるのに、出来ないフリをして自分だけ助かろうってか

他の人はいい 人はそれが普通だからな

でもお前は違うだろ 悪い意味で普通じゃないんだから 普通の人みたいに保身に走るのはダメだろ お前は

お前が お前だけが ハッピーになるなんて事が 許されるものな

誰かを助けて、その見返りとして得る以外に、幸せや平穏を得ていい筈が無いだろう



こんなところか

あいててて 頭が 締め付けられる

孫悟空かよ ウッキッキー



まぁ こういう考え方が病気なのだ

そういう病気なのだ 先生が何度も何度も何度も何度も教えてくれた


これが病気ならどうやって治すんだというと、好きな事をやれ との事だ

好きな事とは、熱中したり没頭したり、「自分がやるべき事」を忘れて夢中になれる何かであると定義して、まぁその解釈で良いと言われた


それが結局、1年経っても分からない

せいぜい銃が好きとかその程度だ

映画やゲームも好きだけど、これらは必ず終わるしな


だから映画やゲームのどういうところが好きなのか、という具合にどんどん掘り下げる必要があるのだけれど

結局それは分からない


一応、こういう文章も含めて「何かを作っている時」はだいぶ時間は忘れる

正確には、「誰かに伝えるための何か」を作っている時だな


結局、俺が唯一本気になれるとは利他的な何かなのだ


ここは先生とモメたものだ


俺の場合、最初は純粋に「力になりたい、助けたい!」と思ってそれそのもが目的なのだ

だけど、それが継続すると「助け続けなければならない」にヌルっと変わっていく

そしてその切り替わりを阻止するのは多分無理なんじゃないかっていうのが、先生と俺双方の結論だ


というわけで、好きな事をやるという命題に「利他的なものは除く」という縛りがついた

そうなるともう分からない さっぱり分からない


俺としては唯一の命綱っぽいものが、「その綱はダメです」と言われている気分なのだ


いや、人助けしか好きな事がないわけが無い

そんな人間が居るわけがない

言語化出来ていないだけなのだろうか


好きな事 細々したものはあるけど

それらが仕事に繋がる気配が一切無いのよな


まぁ 少なくとも生きてるし 死にはしないな


あんまり先の事を考えるのをやめた方が良さそうだ

来週、見学に行く

それまでは何もしなくていい

ちゃんと家に金も入れてるし納税もしてるし割と規則正しい正確も運動もしてるし

健康的に生きてはいるのだ


仕方なく生きてる割には、まぁまぁの出来だと思うことにしようか


寝るかー