佐藤さとる「どんぐり、あつまれ!」は、想像力と現実との間の関係が絶妙 | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

佐藤 さとる, 田中 清代
どんぐり、あつまれ! あかね書房 2001年6月77p

☆☆☆+ 
ともだちのともちゃんは、物語が作るのが得意で自作の絵本をみせてくれました。それをうらやましいと思う、主人公のゆうこは、自分の絵本がほしくなりましたが、うまく物語が思い描けません。考えながら普段行かない公園にいくと、どんぐりをみつけました・・・ 
果たして、題名にどうつながるかは、読んでからのお楽しみです。


ペン画の味のある挿絵が見開きに1ページずつ入っており、字も大きく読みやすいです。

作者佐藤さとるは、他の作品もそうですが、想像力と現実との間の関係が絶妙です。また、話に品がありますね。