Grim Saga Project
美樹本記者の事件ファイル 2
詩織の真実
ファミレスに入った七人は店員の案内で奥の窓際の席に腰を下ろした。
美「ふうっ、やっと落ち着いた、って感じだよ・・・グリムたち、食べたい物、好きに注文していいぞ・・・」
亜「わっ、ンじゃそうしま~すっ」
摩「まずはドリンクバーですよねっ」
琴「だよねっ、あたしコーラ飲みたいっ」
詩「あっ、あたしもっ・・・」
琴「詩織っ、ムアムスで回復してるとは言えまだ病み上がりなんだから、あまり刺激の強い飲み物はまだ駄目だよっ」
亜「詩織っ、刺されたとこ見せて・・・」
詩「うっ、うん・・・」
詩織は刃物で刺されたところの服を捲り上げ、
琴「うんっ、まだ傷は残ってるけど大分回復してるよね、あとは刺されたところの内臓がしっかり再生すれば大丈夫だよ・・・」
摩耶は詩織のお腹を摩りながら、
摩「ここまで回復すればもう大丈夫だね、うんっ!」
詩「ちょっと摩耶ちゃんっ、くすぐったいってっ・・・」
そこへ先ほどから注文を取りたくて詩織の後ろに立っていた店員が
「あの~注文を伺ってもよろしいですかっ!?」
詩「あっ、はい、ごめんなさいっ、みんなっ、注文注文っ!」
亜「それじゃあたしは~・・・」
摩「何に、しようかなぁ・・・」
卓「まずはドリンクバーだっけ・・・」
琴「あの・・・おじさんたちは・・・」
美「あぁ、俺たちは君等が終わった後で良いよ・・・」
そして・・・グリムたちは注文を終え、其々、トイレやドリンクバーに歩いて行った。
そして店員は裕や拓也からも注文を聞き、立ち去ろうとしたが
美「あっ、店員さんっ・・・」
「はい、まだ何か!?・・・」
美「すいません、ちょっと変な質問ですが・・・」
「はい、何か?・・・」
美「店員さんの前に座っていた女の子ですが誰だか解かりますか!?」
岩「あっ !」
「いえ、解かりませんが・・・」
美「芸能人でアイドルの三嶋詩織ですが・・・」
「はぁ、私そのような名前の芸能人って知らないので・・・すいません、失礼しますっ」
そう言って店員は去って行った。
美「三嶋詩織を知らない、って・・・一体どうなってんだっ!?・・・」
岩「先輩っ! オレもさっき病院で先輩と全く同じ疑問を感じて・・・」
美「同じ疑問!?」
岩「えぇ、病院の1階で先輩たちと再会する少し前にオレと三嶋詩織は1階に上がっていたんですが、その1階に居る全ての人が三嶋詩織を知らないんですよ、何ていうか無反応で・・・まるで三嶋詩織って言う芸能人其の物の存在を知らない、っていうか、こんなこと有り得ませんよね・・・」
美「これは変、と言うより只事じゃないなっ」
そこへグラスや飲み物を持って琴音やすぐるが戻って来た、少しして
詩織もトイレから戻り、
詩「今病院までプラーセで飛んで来た・・・」
卓「えっ!? 詩織ちゃん病院行ってたの!?」
詩「うん、病室にバツグや私物置いたまま此処に来ちゃったから取りに行って来た、それに着替えも・・・あっ、そうだ、すぐるっ、
あたしが持ってた四神剣ロアナ、持ってるよね!?」
卓「うん、大丈夫持ってるよ、取られてないから・・・」
詩「良かった~、それ聞いて安心した~」
美「お~い、三嶋詩織~・・・」
詩「はいっ、なんですか?・・・」
美「ちょと聞きたいことがある・・・」
詩「は、い・・・」
亜衣と摩耶も席に戻り、此処で注文した食事が少しずつ運ばれてきた。
美「今此処の店員に三嶋詩織ってアイドル、知ってるかどうか聞いてみたところ、知らない、と言われてね、裕も病院で三嶋詩織を認識する者が一人も居なかったと言ってる、現に今、このファミレスに入る前の数分間は外の交差点にいたが、通行人は君を見ても三嶋詩織だと
騒ぎ立てる人も居なければ、アイドル歌手がいるっ! 芸能人がいる! と認識する人も一人も居なかった、三嶋詩織と言えば国民の誰もが
知ってるアイドルスターだと俺は思ってる、そのアイドルが昼間新宿の交差点に立っていたら大騒ぎになると思うんだけど、以外にも誰も
君を見ても無反応だった、これは・・・」
琴「おじさんっ、待ってっ!」
美「・・・・・・」
琴「詩織を責めないでっ、詩織は悪く無いから・・・それに、これは
あたしたちが魔力を失くしたことが原因でもあるから・・・」
詩「あっ、やっぱりソレが原因になってるんだ・・・」
琴「うん、ごめんね詩織・・・」
美「いや、別に責めたりはしないよ、只どう言うことなのかなと・・・」
亜「ねぇ、おじさんっ、詩織の芸能人としての経歴って知ってる!?」
美「経歴?」
亜「そうそう、詩織が芸能界に入って何年、とか芸能界に入って今日までどんな活動していた、とか・・・」
美「それは・・・う~ん・・・え~・・・駄目だ、裕っ、知ってるか?」
岩「そうっスねぇ、オレも詳しくは知らないけど・・・確か、14歳の時、渋谷の街でスカウトされて、で芸能界に入って・・・16歳で歌手でデビューして、で今現在出した曲が2曲、その間ドラマに出たり、バラエティーにも少しずつ出るようになってきたってところかな・・・」
詩「おじさんっ 、ソレちょっと違うっ ! あたしがデビューしたのは
厳密に言うと15歳だよっ ! ソレにあたしが今まで出した曲は2曲
じゃ無くて3曲っ ! 3曲だからねっ ! 間違えないでっ !・・・」
美「アハハハッッ」
岩「ちょっと先輩っ ! 何笑ってんスかっ ソコ笑うとこじゃ
無いし !・・・」
詩「そうだよっ、全然ウケないっ !・・・」
美「ごめんごめんっ、そうだった・・・」
亜「まぁ、ちょっと誤差があったけど詩織のプロフィールは今詩織やおじさんが言った通りなんだよね、だけど・・・実は、詩織が芸能界に入ったのはつい最近なんだよね・・・詩織っ、今何歳っ?・・・」
詩「今、17歳とちょっとだよ・・・」
美「おいおい、そんな訳ないだろ、14歳で入って今17歳じゃ最低でも3年間は芸能界入りしてるだろっ・・・」
岩「そうそう、オレもさすがに今の言葉は信じられない・・・」
摩「ほらね、やっぱり信じられなかった・・・」
詩「おじさんっ、今亜衣ちゃんが言ったことが真実なの・・・あたし、
実際は芸能界に入ってまだ一カ月とちょっとなの・・・」
岩「うっ、嘘っ、嘘だろっ!? おっ、オレは信じないっ !」
美「しっ、信じないっ、信じられないっ !・・・」
詩「ホントなんですっ ! 信じてくださいっ !!」
岩「あぁ~、駄目だオレッ、立ち直れないっ、ショックだ~!・・・」
美「俺もだ・・・」
さすがにこの言葉には拓也も裕もおもいっきりショックを受けた。
詩「あの、ごめんなさい・・・」
岩「オレ・・・三嶋詩織の大ファンだったのに・・・ファンクラブ
にも入ってたんだよ・・・」
琴「へぇ~、このおじさんたち詩織の熱狂的ファンだったんだ・・・」
詩「あっ、あのっ、ホントにごめんなさいっ・・・」
そして暫くの間、七人に沈黙が流れた・・・
つづく
美樹本記者の事件ファイル 2
詩織の真実
ファミレスに入った七人は店員の案内で奥の窓際の席に腰を下ろした。
美「ふうっ、やっと落ち着いた、って感じだよ・・・グリムたち、食べたい物、好きに注文していいぞ・・・」
亜「わっ、ンじゃそうしま~すっ」
摩「まずはドリンクバーですよねっ」
琴「だよねっ、あたしコーラ飲みたいっ」
詩「あっ、あたしもっ・・・」
琴「詩織っ、ムアムスで回復してるとは言えまだ病み上がりなんだから、あまり刺激の強い飲み物はまだ駄目だよっ」
亜「詩織っ、刺されたとこ見せて・・・」
詩「うっ、うん・・・」
詩織は刃物で刺されたところの服を捲り上げ、
琴「うんっ、まだ傷は残ってるけど大分回復してるよね、あとは刺されたところの内臓がしっかり再生すれば大丈夫だよ・・・」
摩耶は詩織のお腹を摩りながら、
摩「ここまで回復すればもう大丈夫だね、うんっ!」
詩「ちょっと摩耶ちゃんっ、くすぐったいってっ・・・」
そこへ先ほどから注文を取りたくて詩織の後ろに立っていた店員が
「あの~注文を伺ってもよろしいですかっ!?」
詩「あっ、はい、ごめんなさいっ、みんなっ、注文注文っ!」
亜「それじゃあたしは~・・・」
摩「何に、しようかなぁ・・・」
卓「まずはドリンクバーだっけ・・・」
琴「あの・・・おじさんたちは・・・」
美「あぁ、俺たちは君等が終わった後で良いよ・・・」
そして・・・グリムたちは注文を終え、其々、トイレやドリンクバーに歩いて行った。
そして店員は裕や拓也からも注文を聞き、立ち去ろうとしたが
美「あっ、店員さんっ・・・」
「はい、まだ何か!?・・・」
美「すいません、ちょっと変な質問ですが・・・」
「はい、何か?・・・」
美「店員さんの前に座っていた女の子ですが誰だか解かりますか!?」
岩「あっ !」
「いえ、解かりませんが・・・」
美「芸能人でアイドルの三嶋詩織ですが・・・」
「はぁ、私そのような名前の芸能人って知らないので・・・すいません、失礼しますっ」
そう言って店員は去って行った。
美「三嶋詩織を知らない、って・・・一体どうなってんだっ!?・・・」
岩「先輩っ! オレもさっき病院で先輩と全く同じ疑問を感じて・・・」
美「同じ疑問!?」
岩「えぇ、病院の1階で先輩たちと再会する少し前にオレと三嶋詩織は1階に上がっていたんですが、その1階に居る全ての人が三嶋詩織を知らないんですよ、何ていうか無反応で・・・まるで三嶋詩織って言う芸能人其の物の存在を知らない、っていうか、こんなこと有り得ませんよね・・・」
美「これは変、と言うより只事じゃないなっ」
そこへグラスや飲み物を持って琴音やすぐるが戻って来た、少しして
詩織もトイレから戻り、
詩「今病院までプラーセで飛んで来た・・・」
卓「えっ!? 詩織ちゃん病院行ってたの!?」
詩「うん、病室にバツグや私物置いたまま此処に来ちゃったから取りに行って来た、それに着替えも・・・あっ、そうだ、すぐるっ、
あたしが持ってた四神剣ロアナ、持ってるよね!?」
卓「うん、大丈夫持ってるよ、取られてないから・・・」
詩「良かった~、それ聞いて安心した~」
美「お~い、三嶋詩織~・・・」
詩「はいっ、なんですか?・・・」
美「ちょと聞きたいことがある・・・」
詩「は、い・・・」
亜衣と摩耶も席に戻り、此処で注文した食事が少しずつ運ばれてきた。
美「今此処の店員に三嶋詩織ってアイドル、知ってるかどうか聞いてみたところ、知らない、と言われてね、裕も病院で三嶋詩織を認識する者が一人も居なかったと言ってる、現に今、このファミレスに入る前の数分間は外の交差点にいたが、通行人は君を見ても三嶋詩織だと
騒ぎ立てる人も居なければ、アイドル歌手がいるっ! 芸能人がいる! と認識する人も一人も居なかった、三嶋詩織と言えば国民の誰もが
知ってるアイドルスターだと俺は思ってる、そのアイドルが昼間新宿の交差点に立っていたら大騒ぎになると思うんだけど、以外にも誰も
君を見ても無反応だった、これは・・・」
琴「おじさんっ、待ってっ!」
美「・・・・・・」
琴「詩織を責めないでっ、詩織は悪く無いから・・・それに、これは
あたしたちが魔力を失くしたことが原因でもあるから・・・」
詩「あっ、やっぱりソレが原因になってるんだ・・・」
琴「うん、ごめんね詩織・・・」
美「いや、別に責めたりはしないよ、只どう言うことなのかなと・・・」
亜「ねぇ、おじさんっ、詩織の芸能人としての経歴って知ってる!?」
美「経歴?」
亜「そうそう、詩織が芸能界に入って何年、とか芸能界に入って今日までどんな活動していた、とか・・・」
美「それは・・・う~ん・・・え~・・・駄目だ、裕っ、知ってるか?」
岩「そうっスねぇ、オレも詳しくは知らないけど・・・確か、14歳の時、渋谷の街でスカウトされて、で芸能界に入って・・・16歳で歌手でデビューして、で今現在出した曲が2曲、その間ドラマに出たり、バラエティーにも少しずつ出るようになってきたってところかな・・・」
詩「おじさんっ 、ソレちょっと違うっ ! あたしがデビューしたのは
厳密に言うと15歳だよっ ! ソレにあたしが今まで出した曲は2曲
じゃ無くて3曲っ ! 3曲だからねっ ! 間違えないでっ !・・・」
美「アハハハッッ」
岩「ちょっと先輩っ ! 何笑ってんスかっ ソコ笑うとこじゃ
無いし !・・・」
詩「そうだよっ、全然ウケないっ !・・・」
美「ごめんごめんっ、そうだった・・・」
亜「まぁ、ちょっと誤差があったけど詩織のプロフィールは今詩織やおじさんが言った通りなんだよね、だけど・・・実は、詩織が芸能界に入ったのはつい最近なんだよね・・・詩織っ、今何歳っ?・・・」
詩「今、17歳とちょっとだよ・・・」
美「おいおい、そんな訳ないだろ、14歳で入って今17歳じゃ最低でも3年間は芸能界入りしてるだろっ・・・」
岩「そうそう、オレもさすがに今の言葉は信じられない・・・」
摩「ほらね、やっぱり信じられなかった・・・」
詩「おじさんっ、今亜衣ちゃんが言ったことが真実なの・・・あたし、
実際は芸能界に入ってまだ一カ月とちょっとなの・・・」
岩「うっ、嘘っ、嘘だろっ!? おっ、オレは信じないっ !」
美「しっ、信じないっ、信じられないっ !・・・」
詩「ホントなんですっ ! 信じてくださいっ !!」
岩「あぁ~、駄目だオレッ、立ち直れないっ、ショックだ~!・・・」
美「俺もだ・・・」
さすがにこの言葉には拓也も裕もおもいっきりショックを受けた。
詩「あの、ごめんなさい・・・」
岩「オレ・・・三嶋詩織の大ファンだったのに・・・ファンクラブ
にも入ってたんだよ・・・」
琴「へぇ~、このおじさんたち詩織の熱狂的ファンだったんだ・・・」
詩「あっ、あのっ、ホントにごめんなさいっ・・・」
そして暫くの間、七人に沈黙が流れた・・・
つづく