《みんなで考えるモラル・ハラスメント》

第一回目は、養育費についてです。

これから頑張る方、今頑張ってる方、参考になさってみてください。


①養育費を貰うと子供たちと面会させなきゃいけない。

②養育費、約束したのに支払ってもらえない。

③養育費、約束しても支払ってもらえないかも。。

この三つを、今日は考えてみましょうニコニコ

①面会

通常、弁護士は、養育費を支払うならば面会の権利があると言いますが
養育費と面会の権利は別物です。

養育費は、面会させるための対価ではないからです。
面会は、子供たちの意志も尊重されなければなりません。

また、養育費は、子供への責任であり、本来は親としての義務です。

配偶者のモラハラなどにより、心療内科へ行く際に
子供も連れていき、夜泣き、夜尿症、対人恐怖症(ある一定の人物対象もあり。例:父親と同世代の人を避けるなど)、うつっぽいなど訴えてください。
それにより、診断書を貰えば、敏腕弁護士または、良心的な弁護士ならば、対応してもらえます。


『そーは、いってもねぇ。お金貰うんでしょう。』

こ~んなこと言ってる弁護士は、そもそも使えません。

要注意かもしれません。


②③は、同じような対応内容です。

まず、③

養育費は貰えるか
配偶者の所得により、金額の算出が可能だそうです。
※ただし、地域性(社会的経済状況)も勘案される可能性もあることに注意してくださいね。

都内23区の場合
相手方の給与が年収三百万程度までならば
子供、一人に対して、三万~五万が相場だと弁護士は言いますが

子供の将来の計算は難しいです。

大学まで行く、高すぎる私立は無理としても、平均的な私立で
※子供が将来を決めているならばその進路で
幾ら係るか計算を出してください。

その外に食費、衣料費、お小遣いetc.

世帯が別々なので
それを2で割ってみると、親としての一人辺りの養育費と考えられます。
※同一世帯の場合は、配偶者の扶養責任があるため、該当しません。


まずは、これを元に請求してみましょう。
次に年齢によって養育費を変えるのも一つの方法です。


②について
養育費を支払うといった内容を弁護士、公証人、内容証明、若しくは相手方の手書きの書面、押印のあるもので書面で貰ってください。

養育費の支払いが滞ったら
その時に相手方が住んでいる簡易裁判所で支払督促の請求ができます。

少し面倒ですが、自分ですることをオススメします。
弁護士、司法書士が代理人で対応でき、その費用も請求ができますが
自分でもできます。

パソコンがあれば、どの地域でもオンラインシステムでの申立ても可能です。
オンラインシステム利用の場合は、東京簡易裁判所、墨田庁舎民事の窓口に問い合わせてみてください。

必ず最後まで、諦めずにやってください。

異議が相手方から出れば裁判となりますが
養育費の効力は、他の債権より強いので
余程のことがなければ、強制執行できます。
強制執行では、養育費は、相手方の所得の2分の1までの効力があります。

※他の債権は、所得の4分の1

いつまでも、加害者の思うようになる世の中にしないためにも

実例をつくっていきましょう。


もっと詳しく知りたい方は、メッセでの個別お問い合わせも受けます。


我が家もそろそろ、離婚してから8年半
高校、大学とあるので養育費を請求してみようかと思ってます。


人生どこにヒントがあるか、分からないものですねぇ。