あれから毎日息子とのバトルが続いた


その中で、彼が言った言葉


『お母さんは、振り向いてくれてないじゃないか!
いろいろしてくれてることが振り向いてるって訳じゃないんだよっ!』


『は~ちゃんの方が、俺よりも大事なんだろっ!』



あれっ!?

そっか、そーゆーことだったんだぁ


な~んだ。。

良かったよぉしょぼん

モラオの血じゃなくって~しょぼん



高校生になって、大人になったと思っていたけど

まだまだ、子供だったんだね


息子には
何故、お母さんが厳しくしたのか

ゆっくり、話しました。


「君、小さい頃は、いじめられると、『お母さ~ん。あの子が僕のこといじめるのぉ』って言って、お母さんの後ろに隠れてたじゃん。
やられたら、やりかえしちゃえっ
って言っても、暴力嫌いだったよねっ。
君は、自分で話し合いで解決する方法をみつけたのに、
お父さんのことがあってから、いっつもお母さんが庇うようになっちゃったよね。
心配だったんだよっ
マザコンになったらどーしよーって(笑)』

「ごめん」

「なら、もぅ、高校生なのに抱き締めてほしい?
は~ちゃんみたく、添寝してほしい?
君がしてほしいなら、してあげるよニコニコ

「えーっ。それはいいショック!

「どっちが大切じゃなくて、お母さんには、どっちも大切なの」

「うん、それはわかってる」

「小さい頃から、言ってるよねっ」

「うん」

「それとねっ。お父さんの家に帰りなさい。って言ったのは、
君がお父さんとお母さんのことを同じだって言ったから
例えば、同じだと君が本当に思っているなら、お母さんに言ってる暴言をお父さんのところで、お父さんに毎日言えばいいんじゃないの?違うかなぁ
お母さんのところにいたいのは
仕方なくじゃなくて、君が一緒にいたいと思ってくれてるからなんでしょ?
お母さんは、な~くんと一緒にいたいから、一緒にいたし、大切な宝物だから、他で悪く言われても君が学校に行けなくなった時も
学校に言いに行ったんだよ」

「うん。わかってる。ごめん。ごめんなさい。
お母さんがお父さんと、同じじゃないって、本当は思ってる。」


「そかそかニコニコ

「お母さんのお弁当は、自慢だし
お母さんの料理も大好きだし。。。」


「ごめんね。気が付いてあげられなくて」

「いや、俺の方こそごめん」


「今回は、気付いてあげれなかったお母さんが悪いんだよ。
君は悪くないから」


息子は、喧嘩の間も何度か泣いてましたが

その時の涙は違っていました。


私だって、こんな年になっても
とんでもない親だったけど
親が振り向いて、ちゃんと向き合ってくれたら
そう思います。

そう考えると
息子は、もう高校生じゃなくて、まだ高校生なんだなぁ

そう思いました。

彼がちゃんと、言葉にしてくれたから
気付けたのであって


言葉にしてくれてなければ
あんな父親と結婚して
父親からひどいことをされて
今に至るまでのような生活をしているのは
すべて、私のせいだと
恨んでるのだと思うところでした。


素直に育っていてくれて、ありがとぅ。


そーいえば
息子が小さい頃、ご近所のワンちゃんが
私にかまってほしくて、抱っこしてほしい仕草をしたら

泣きだした事があったっけニコニコ
飼い主の奥さんが
「な~くんどーしたの?」
って聞いたら
「僕のかぁか」
って、(笑)


妹が生まれたときも
妹や私に懐こうとするワンちゃんたちに
「僕のは~ちゃん。僕とは~ちゃんのかぁか」
って、また泣いたっけ

表面にはめったに出さないけど、人一倍、独占欲強いんだったガーン


頼むから
マザコン、シスコン、モラオにはなってくれるなよ