どもっしんちゃんです
皆んな、早く終われや思ってるよね
俺も思ってる
間違いなく、今回で終わる
やっと・・・
今宵もようこそ
『しんじのモシャゆら日記』へ。
まずは、こちらからお読み下さい。
②オリジナルTシャツを作ってみた
③オリジナルTシャツを作ってみた
④オリジナルTシャツを作ってみた
⑤オリジナルTシャツを作ってみた
家路に着いた俺は、嬉しさのあまり、
Tシャツを肴に、ビールで乾杯
・・・このTシャツについて、
気をつける事を、
けんちゃんから言われていた。
ドライクリーニングダメ
アイロンダメ
40度手洗い
乾燥機ダメ
雨の日にベンチ座ったら
それに付いてしまう
濡れた状態は気をつける
縛り、多っ!!
面倒臭いTシャツやなっ
ホロ酔い気分な俺は、寝る前に、
Tシャツを3枚、表裏に並べて、
朝、起きてくる宿敵に、
この渾身のTシャツを、
見せつけてやろうと思った
目をひんむいて見やがれっ
この野郎っ
これを、可愛くない言うたら、
目ぇ腐っとんぞっ
朝、起きてリビングに行くと、
Tシャツは、既にしまわれ、
一言も触れやがらない
(なんやねんコイツっ)
なのはも触れてこない
2人同じ顔して、同じ態度かっ
クソーーっ
俺は平静を装った
(誰か、なんか言うてくれや)
待てども待てども、
誰も触れてくれない・・・
(寂しいですやん・・・)
・・・。
僕、泣いちゃうぞ・・・
(コイツら鬼やっ)
10分くらいして、俺は痺れを切らした
(負けとんねん)
いくに話を振るのは、癪に触る。
なのはに問いかけた。
『なのはの為に作った、
お父さんのTシャツどうやった?』
なのはは、ニヤニヤ笑うだけで、
何も言わなかった
すると、いくが口を開いた。
『なのちゃん、ずっと笑ってた。』
『なんで?』
『自分の描いた絵に色が付いて
Tシャツになってんのが面白かってんて。』
(何もオモんないわっ)
続けて、顔も合わせず無愛想な声で、
『これ、どこに着て行くん?
めちゃめちゃ可愛いけど・・・。
ハワイとかで、皆んなで着てみたいなぁ。』
(今、なんつった)
無愛想に言ったけど、
「めちゃめちゃ可愛い」「ハワイ」
というワードを、
出してきたと言う事は、
ヤツなりの最大限の褒め言葉や
完全に認めたやろっ
(知らんけど)
心の中で俺は叫んだ
よっしゃぁ!!
勝ったぞーーーっ!!!
(誰も戦ってない)
その言葉を聞けただけで、
この勝負は、完全に俺の勝ちや
(誰も戦ってない)
ホンマに自己満やけど、
めっちゃ満足してるねん
こんな俺でも、
けんちゃんの力を借りたけど、
ここまでの、ちゃんとしたTシャツを、
作れたことに。
なのはに、
着用した写真撮らせてもらおう思ったら、
まさかの拒否
なのは『来週の日曜に着たるわな』
(イミフ)
もうええわっ
まぁ、夏にどっかで、
3人で着れたらええか