長男9歳の誕生日バースデーケーキ


長男は、ADHDという発達障害を持っている。

落ち着きがなく授業中歩き回ったり走る人黒板の方を向いて座れないバツレッド
注意散漫でえんぴつや消しゴムたまにふでばこを落としたり鉛筆ハッ
衝動的で自分の気に入らないことがあれば、ケンカになったりムキーすねたりえー


物忘れもあり、忘れ物したりアセアセ習った漢字を思い出せなかったりもやもや

学習障害もあるかな。

本読みでは、スラスラ文字を読むことができないてへぺろ
黒板に書かれていることをノートにうつせなかったりニヤリ
ノートの枠の中に文字がかけなかったりうずまき






発達障害ってわかったのは、年長の時ニコ


忘れもしない、5月のゴールデンウィーク明け、お風呂から上がった長男の頭を乾かしているとき。
なんか、円形にはげてるやん❗って思って、髪の毛を引っ張ったら、めっちゃぬけるやーんポーン滝汗

母 : キャーーーゲッソリ



もともと敏感肌でアレルギーを持っていたから定期的に通ってた皮膚科の病院で診てもらったら、環境の変化でのストレスからくる脱毛症って言われた。


母 : ほんとは、私の子育てが間違ってたんちゃうか!とあせる滝汗



年長になって、年少年中でやって来たことは、できて当たり前。そして、クラス替えがあって、先生も替わってお友達も替わり、環境が変化。その上、秋の運動会に向けてのマーチングの練習ドラム(←後々わかったのは、この練習が一番嫌やったみたいてへぺろ)



幼稚園に長男の体調の事を相談したら、先生から、意外な一言が。
「整列した時やお山座りをした時、K君は、体勢がよく崩れたり寝そべったりするから、体幹が弱いかも」と言われ、一度、市の方に相談しに行ってみたらどうかと薦められ、私は、体幹が弱いのは、絶対ないわー(確信があったので)と思いつつ、市の保健師に相談しに行った。


そこでは、発達テストをし、長男の小さい頃の話もし、いろいろ聞いてもらった。

保健師さんは、「体勢が崩れやすかったりするのは、体幹ではなく、モチベーションの問題やね~」って言われた。

母 : ちょっと笑けた爆笑


興味がなかったり、与えられた課題ができると思ってたらできなくて、モチベーションが下がり、どうも、体勢が崩れてしまうみたいショボーン


この事を幼稚園に報告し、園でも、なるべく長男に合わせた保育の仕方をとってくれたラブラブ


私は、ここから自分の子育ての見直しを始めた。

早期教育が良いものだと思い、特にマナーや躾は小さい頃からしっかり身に付けさせないと。と思い、親の言う通りに出来ないと怒り雷
友達とケンカしたら、自分の子ばかりを怒り雷
ムカムカ怒るの繰り返しで、子どもの気持ちに気づいてあげる、向いてあげることは、なかったな……。

抱っこ!と言われても、腰が痛いしとか、もう、5歳なんだからとか私がいいわけをして、甘えさせてあげるということをしてこなかったな~……。
だから、お家以外の所で、問題行動を起こしたり、落ち着きがなかったのもそこに原因があることに気がついた。


母 : 反省ショボーン(チーン)



園からの紹介で、臨床心理士さんにも相談したり話を聞いてもらったりして、子育てのヒントを頂いた。
「甘やかすのではなく甘えさせてあげて」
「お母さんが今、K君の求める事に答えて寄り添ってあげると絶対、落ち着く時がくるから」と言われ、希望の光がキラキラ見えたような気がしたラブ



求めてきたら抱っこをし、長男の気持ちに寄り添える時は寄り添い、一緒に遊ぶ時間を増やしてみたキャップ野球サッカーランニング


しかし、振り返ってみると、この年は、大変な年やったなぁガーン


長男の発達障害の事だけでなく、シンクン(旦那さん)が、仕事で精神的にしんどくなり長期休暇をし、私の兄が進行がんだということがわかり、今、思うといろいろあったなぁ~ニヤリ


でも、良かったことが……シンクンが長期休暇を取ったことで、子どもたちは、お父さんが毎日ずっと家にいることをすごく喜んでいたし、母親だけでの子育てには限界があるし、私も安心できたラブラブ


そんなこんなで、幼稚園の運動会が終わったとたん、長男の髪の毛に変化が……ハッ

ふっさふっさはえだしウシシ
みるみる元の髪の毛の量に戻っていったにやり



運動会では、マーチングは、楽器を持って演奏しながら動き回るという重要な発表会なので、先生たちの指導にも力が入るし、何度も同じ事の繰り返しの練習は続くし、楽器は重いしで、長男にはすごく負担が大きかったみたいえーん

また、普段の保育では、毎朝、体操をし歌を歌うのだが、これも気分がのらないときは、体操中に座り込んだり、砂をいじってみたり、寝そべって歌わなかったり……もやもやくるくるうずまき
まぁ、自由にしてましたわニヤニヤ
体操服の中には、よく石や砂が入ってたなぁチーン

母 : 洗濯すんの大変やったしムカムカ


そこで先生方は、「練習3回するうちの1回したら、後の2回は、先生と見学してよか」とか「今日は、体操したくなかったら、終わるまで先生と待ってよか」とか長男に寄り添ってくれ
グリーンハーツ


私も家では、「もし、その時、やりたくなかったら、やらなくてもいいよOK」と今までに言ったことがない(いや、言ったらえらいことになるんやと思って言えなかった)声かけをしたウインク



その後、卒園まで幼稚園の行事があって、劇をしたり、音楽発表会があったり(また、音楽やん❗)でどうなるかと思ったら、自ら前向きに取り組んでるルンルン

卒園式では、いろんな人のお話をじっと座って聞かないといけないし、待つ時間が多いけど、キョロキョロはしてたけど、歩き回ることなく座れてたし、素晴らしかった拍手



小学生になって、通常学級で過ごしながら、通級に通っているニコニコ

1年生になり、2年生になり、今は3年生を終わろうとしている。

新学期が始まるたびに、立ち歩きはするけど、回りのお友達に迷惑かけないようにしてるみたい。
なぜ立ち歩くのか聞いてみたら、本人もわからん。でも、なぜか立ち歩きたくなるねんショックって。
だから、私は、「目標は、座ってることやけど、どうしても歩きたくなったら、歩いていいよOK」と伝えたウインク

その立ち歩きも、新学期始まりの1ヵ月くらい続くだけで、その後、3学期までは立ち歩くことはないみたい。


授業中のテストでは、1年の時は、問題の黙読ができず、声に出して読んでいると周りの友達に「うるさい❗」と言われ、なるべく小さい声で読むようにし、問題の意味が理解できなかったら、少し先生にフォローをしてもらい問題を解いていた長男が今は、黙読もでき、フォローなしでテストを受けれるようになった100点


勉強は、あまり好きではないが(本人は、最近、勉強が楽しいで~口笛と言っている。ほんまかいなニヤニヤ)、宿題等も頑張って取り組んでいるグー


私は、「宿題は、やりたくなかったらやらなくていいよOK」と言っている。
でも、この3年間、やらなかった日は、体調がすぐれない日とほんとに、やるたくない!って思った時(そんな日は数えるくらいしかなかった)だけで、ほぼ、毎日やってる。


私が、出来ないんじゃないかと思って心配していたことがどんどんできるようになってるお祝い
周りの子と比べると成長は、とても緩やかだが、比べる対象を親はよく間違える。

その子の1年前、2年前の過去と比べると明らかに成長しているのだ!!

私は、長男から、“親は、焦らずゆっくり見守ってあげること”を学んだ。
また、“心配なんてする必要がない”ということも教えてくれた。


心配せず無条件で我が子を信じることキラキラ


次は4年生。
また、新学期が始まる。
どんなことが起きるのか、母は楽しみだ爆笑