今回は、3つの学習スタイルごとにお勧めの学習補助ツールを紹介していく企画です。
こんにちは
英語脳プロデューサーのZakです。
TOEICスコアが低くたって大丈夫!
初めての海外赴任でも成果が上がる
キャリアアップ英語
海外赴任15年の経験から、英語学習、ビジネス英語、海外生活、異文化コミュについて書いています。
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学習スタイルってなによ?って思うかもしれませんね。
はい、3つの学習スタイルのうちどれでしょう?
という話なんです。
学習スタイルとは、学習者が課題に取り組み、情報を処理するとき、どういう方法を好むか?を指します。
How do you like to study?
How best can you understand things you learn?
一般的なフレームワークは、次の3種類になります。
- Visual learners 視覚を好む
- Auditory learners 聴覚を好む
- Kinesthetic learners 運動感覚を好む(クリックするなど)
今回は、この3つのタイプそれぞれに最適の学習補助ツール(learning aid)をご紹介しようという企画です。
では、順番にいきますね。
1.Visual Learner
このタイプは、情報の処理をダイアグラム、チャート、地図、グラフなどのビジュアルに行うことを好む人。
何か物事を始めるときに、まずデモンストレーションを見たり、書いてある手順書を読んだり、書かれた情報を見て納得する人たち。
視覚的に学習する人は空間認識力が強いことが多く、絵を描いたり、写真を撮るといった活動を楽しむこともあります。
Visual learnerにお勧めの学習ツールは、
boardmix.com
このサイトは、無料アカウントを作れば、オンラインで可視化ツールがいろいろと使えます。大項目から小項目に向かって分類していくようなイメージで物事を整理していきます。
日本語にも対応。AI芸術、マインドマップ、プレゼン、などが作れます。
例えば、下図のような自分好みのマインドマップを作ることが出来ます。
マインドマップについてご存じない方は、ググって調べてください。
頭を整理するのにとても便利な、私も大好きなツールです。
2. Auditory Learners
このタイプの学習者は、リスニングや会話でのコミュニケーションなど聴覚を通じての学習がベストな方。
彼らは口頭による説明、講義、ディスカッション、オーディオブックを好みます。
聴覚学習者は、声を出して読んだり、グループディスカッションに参加したり、自分の音声メモを録音して聞いたりすることで恩恵を受けることができます。
例えば、組立家具を購入して自宅で組み立てる際に、声に出して読み上げることで理解を深める、という人はこのタイプです。
Auditory Leanerにお勧めのサイトは、
bbc.co.uk/learningenglish
ここの6minutes Grammarという番組は、初級と中級が分かれています。
アカウントを作ってませんが、使えてます。(全部は試してません)
BBCなのでブリティッシュ英語です。
アメリカ英語なら、
比較的ゆっくりめに話しています。文字起こしが画面すぐ下にあるので、追いかけやすいと思います。
もう一つは、ちょっとハードルが高いかもしれませんが、オーディオブックです。
Podcastでもいいですが、耳を慣らす、耳を鍛える、これは必須ですから、スマホやウォークマンに録音して、いつでもどこでも聞けるようにする方法です。
ハードルを下げるために、自分のビジネスに近い、あるいは趣味の類の電子書籍を見つけて聞いてみてはいかがでしょうか。
もう一つは、Text to speechを使うこと。本に書いてあることを読み上げてもらう、これも耳を鍛えることに使えます。
3.Kinesthetic learners
kinestheticというのは「運動感覚」と訳されます。
この学習者は、実践的な体験活動や身体的な動きを通じて最もよく学びます。
このタイプは、聞いているだけの授業では寝てしまう人かもしれません。
彼らは、触ったり、操作したり、実際に応用したりして素材と関わることを好みます。
運動感覚型の学習者は、実験、ロールプレイ、模型作り、身体活動などのアクティビティから恩恵を受ける可能性があります。
このタイプにお勧めのツールは、
Duolingo
アプリストアからダウンロードできます。
無料ながら、なかなか遊べる、いえ、勉強になるツールだと思いますが、やってみると、物足りない気もします。
時間つぶしには向きますが、このアプリだけでは流暢さは期待できないように思います。長期間をこのアプリだけに頼っても学習効果は薄いでしょう。
ゲーム感覚で楽しいのですが、個人的意見としては、ビギナー向けのアプリだと思います。
似て非なるオンラインアプリが、
画面は、こんな感じ。
英語は米英別々になっています。
Beginner, Intermediate, Advancedに分かれています。
読み書き聞く話すの4技能全部出来る。
つまり、AIを相手に会話が出来ます。
適当にテーマを決めて話かけると、会話を続けられるんです。
これ、結構な練習になります。
まとめ
いかがでしたか?
自分に向く学習タイプを知ることは、大切だと思います。
敵を知る前に我を知る、ということですね。
ただ、目安ですから、絶対1つに決める必要は全くありません。
最初に言ったように、普通は特性がミックスしているものですから、柔軟に考えてください。
今回は、ChatGPTについては、外してあります。
別の機会の紹介したいと思います。
では、Good Luck!