セミナー講師は、外国語に注意せよ! | 楽しみながら、成果につながる人材教育のお話

楽しみながら、成果につながる人材教育のお話

研修プロデューサーの志村智彦が「組織の人材教育や採用」について簡単を面白おかしく説明します。また、講師やコンサルタントとして活躍きたい方にも有益なこと書いています!!

人前で講師や研修する時に注意しなければいけないことがあります。

それは、外国語を容易に使うことです。

例えば、
コミュニケーション
マナー
マネジメント
イノベーション
ソリューション
モチベーション
ダイバーシティ
クリエイティブ


と、外国語で表現すれば
なんか、カッコイイ。

しかも、それっぽい

日本人の外国あこがれ意識も相まって
知ってる人すごい空気ありますよね。

で、受講生も
分かんないと
『聞いていいのかな?
知らない俺、カッコ悪い?』
みたい雰囲気がある。


いえいえいえ、
そんなことないから!


全然そんなことありません。



ある大手のメーカー人事の責任者の方に
昔こう言われました。
『うちの研修では、なるべく外国語を使わないで、日本語を使ってください。リーダーシップとか、コーチングとか
そういう言葉だったらなおさら』

ホント、そのとおりだと思いました。

それ以降、僕は講師育成の際にこの点を
とても重要視することにしています。


この前も
『これからの企業経営で大切なのは、
サステナビリティーです。』っていう話があったので、途中で質問をしました。

そのサステビリティーは日本語でどういう意味ですか?

『それは、持続可能性ですと。』


もう、初めっから日本語でええやん!
ルー大柴か!

と思うたわけです。



だから、大切なことは、
人にモノを教える人はあんまり
英語を多用しない方がよいのです。

なぜなら、専門家ぽく聞こえる。
だから、簡単に煙に巻けるからです。

でも学習定着しない。
それが一番問題です。

そして、使ってる側もその単語の意味を
深く理解し、定義がしてない。

とくに、
マネジメント
コミュニケーション
コーチング
マーケティング
リーダーシップとか、

よく使う言葉ほど定義化してないケースもある。

例えば、
リーダーシップを語るときに
『リーダーシップとは、目標達成にむけた肯定的な影響力』と定義するだけで、
受講生は格段に理解できるようになる。

その定義化自体の良し悪しはべつにおいておいて、定義することが大切なわけです。


そして、その定義をきちんと共有することが大切だと思います。


あなたの研修で外国語の表現が を使っていたら、改めてこの言葉の定義を日本語で伝えられるようにしておきましょう。



それでは、
ファンタスティックな
セミナープロデューサー•トモヒコシムラでした。