セミナーでよい雰囲気をつくる5つの秘訣 | 楽しみながら、成果につながる人材教育のお話

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研修プロデューサーの志村智彦が「組織の人材教育や採用」について簡単を面白おかしく説明します。また、講師やコンサルタントとして活躍きたい方にも有益なこと書いています!!

こんにちは、講師育成プロデューサーの志村智彦です。

さて、研修や講座の雰囲気づくりを
どうしたらいいのかという点において
僕はかなり意識をしています。

人はその場の空気感によって
影響されるものです。

家庭も学校も職場とこの空気感づくりが
とても大切です。

しかし、今までこの空気感について
注目する人が少なかった。

そして、どうすればこの空気感をつくれるのか
知らない人が多くいました。

今回は研修における良い空気感の
作り方についてお伝えします。


その前に、僕のワイガヤ力
その前に、
最近気づいたことがあります。

僕と一緒に仕事する人って、明るい人が多いんです
また、僕が属する職場は必ず明るい。

良い人に恵まれるなーと思ったんです。チョキ

そしたら、以前一緒に仕事してた人に言われした。

しむちゃんがいると場が明るくなる。
あんな楽しい人、他の職場にいないっすよ。
とか、

経営者になった同期が
「しむちゃんみたいに楽しい空気感をつくれる
 社員はすごい助かる」とか、


「えっ!オレ!?オレなの!?」って感じでした。

僕は小学生からオチャラケ・キャラだったんですけど、
当たり前のようなこのワイガヤ力を発揮していたんです。

小学生の頃に保護者会で
「あんた、授業中静かにしなさい!!お母さん恥ずかしかったでしょ」
と怒られたり、
僕の短所であり、最大の長所であったわけです。

しかし、この20年たって、
この長所&短所が組織の役にたっていたと最近気づくわけです。

空気づくりという点で
組織文化に貢献していた。

こりゃ、なかなかオツな貢献してたわ、と思ったわけです。

そんなわけで、
空気づくり職人のしむちゃんなりの研修における空気づくりの秘訣をお伝えします。


研修をよい雰囲気にする5つの秘訣

その1、スタッフと目的を共有する

今日来てくれるお客様にどんな価値を感じてもらいたいか。
どんな気分になってもらいたいか?
どんなおもてなしができるか?

を研修運営をするスタッフ同士で確認します。

これを地に足をつけるという意味でグランディングと呼んでいます。

チームで目的を共有するんです。
講師一人で行う際も、一人グランディングでもいいでしょう。だいたい五分くらいで、立ちながらサクッと行います。

締めは、エイエイオー!でも、頑張ろう!!でも、一本締めでもいいので、エールをやると気が高まります。

とにかく、みんながポジティブで楽しい雰囲気になることが大切です。誰かの発言を批判したり、厳格すぎる雰囲気になるとみんなが萎縮してしまいます。真剣だけど、楽しい。この雰囲気は参加する受講生にも伝わります。


その2、大きな挨拶と笑顔が良い波動をつくる

挨拶は大きく、笑顔で。

これは基本ですよね。

エネルギーをつくるときに、
表情と声と言葉はとても大切なんです。

「良い波動がある」なんて表現もあるんですが、
その人が出す表情のエネルギーと、言葉の使い方、
そして、声の大きさと質なんです。

携帯のボイスレコーダーとか使うと声の波形がでますよね。
あの波と同じように声にも良い波動があります。

波動をよくするためには、
こんにちは、
「来てくれてありがとう」という思いを実感して発するということです。
思っていない言葉伝わりません。

実感して話せば表情も明るく元気になります。

そして、その人なりに大きいと思う声量で声をだすのです。

※叫ぶ、無駄に大きい声は、意味ありません。

そうすると、元気だなーとか、ウェルカムな雰囲気だなーとかになります。

恥ずかしい気持ちを抑えて、
普段より意識的に大きな声を出すことで、
波動がよくなり、その場全体の空気が元気で明るく、
ホスピタリティー溢れるようになっていきます。


その3、ノリがよくて、かつ上品な音楽

そして、会場の雰囲気をつくるためには、
ノリがよくて、上品な音楽も大切です。

人は音楽が好きな生き物です。

研修というとどうしても真面目なイメージがあります。
お勉強と言うと硬いというイメージがあります。

でも、本当に学習効果を高めるには、
ワクワクして、リラックスして、
自らまなびたいーーーい!という環境をつくることが大切です。

ですから、開場とともに、明るくて元気になるような
上品な曲をかけておくのがよいと思います。

曲は対象に分けて、選曲していくといいでしょう。

曲選びは、以前のブログにも書きましたので、
参考にしてみてください。


その4、お客様さん同士が話しやすい誘導

人は、人と仲良くなりたいという願望がもともとあります。
でも、見ず知らずの人とは、なかなか声をかけづらいという心理があります。

一旦、声をかけるキッカケが見つかるとその後は
話しだすことができるようになります。

電車でおばあちゃんが突然、声をかけてきて、
そのあと、ずっとおばあちゃんと話してしまった、と
いう経験ってありますよね。

そうなんです、キッカケがあれば
話ができるんです。

だから、開場して、開演するまでの間に
受講生同士で自己紹介をしてもらうとか、
トークテーマなどを用意して、開場のスタッフが誘導していくとか、
名刺交換を誘導するとかしていくことが良いです。


そうするとメリットが生まれます。
受講生もきて知り合いができるので、満足度があがります。
受講生が話しだすので、アイスブレークになり、講師も話がしやすくなります。
受講生の緊張がほぐれます。
開場の空気全体が柔らかくなります。

このようにしていくことで、さぁ学ぼうとか空気ができるのです。


その5、価値観にマッチしたよい受講生&仲間がいる

受講生は来るときにとても、緊張しています。

ウェブで探してくるかもしれません。
紹介でくるかもしれません。
営業マンの勧めでくるかもしれません。

いずれにせよ、興味をもち、不安をもち、お金をはらい、
日程をあけて、くるのです。

変なものだったら、どうしようと思います。


そのため、研修の質もさながら、
誰と学ぶというのはとても重要な項目です。


極端な例で言えば、経営者が新入社員と同じセミナーを受けたいと思いません。

レベルが違うからです。

レベル感が違うと満足度は作り出せません。




ですから特に、受講生が研修を検討段階の場合は、
どんな内容かも大切ですが
どんな受講生がきているか?
どんな雰囲気かも?
どんなスタッフが運営しているか?
をかなり見ています。

というか、僕が研修を決めるときに
講師だけでなく、周りを見渡してこの研修を受けるかどうかを判断しています。


さらに言えば、人は楽しい雰囲気や良いエネルギーで学びたいと思うものです。


ですから、来ている人がエネルギーの高い人、
そして、運営スタッフも明るく元気で、幸せそうな人であることが
その研修を参加してみたいと思うはずです。


ということで研修の雰囲気づくりについて
お話をしてきましたが、
もっとも大切なことは、価値観です。
講師の価値観が全てに繁栄されます。

厳しいことが愛のあることだ。という価値観であれば、厳格なセミナーになります。

楽しく主体性を引き出すのが愛あることだ。という価値観であれば、明るく元気にチームワークを大切します。

お金を稼ぐのが全てにだ。という価値観であれば、それが正しいという世界観がつくられます。


あなたは、どんな価値観と世界観をつくりだしたいですか?


僕は上でいうと、主体性を引き出してワイワイガヤガヤですね。良い悪いはありませんが、楽しくて、成果がでる方法はあります。

なぜなら、創造性が人間にはあるから、創造性を引き出す教育がしたいんです。


何か参考になることがあったでしょうか?



是非、質問や聞いてみたことがあったらおっしゃってください。




それでは、今日もワクワクしながら、楽しい1日が過ごせますように。