デザインの仕事をしていると
「色の力」って本当に奥が深いなと
感じる瞬間がよくあります![]()
先日、信号のない横断歩道を
渡っていた時
遠くに車が見えて
『まだ大丈夫かな』と思って
渡り始めたんだけど
ふと横を見たら
思ったより近くまで車が来ていて
思わずドキッとしたんです![]()
しかもその日は少し雨が降っていて
空もどんよりしていたから
見え方がいつもと違っていたのかも・・・
私はそう思っていたんです
でも実はそれだけじゃ
なかったんです![]()
進出色と後退色
このとき私が
目にしていたのは青い車
そう、“後退色”です
色には
前に出て見える色(進出色)と
奥に引っ込んで見える色(後退色)って
いうのがあるんです
・進出色は、赤や黄色など暖かく感じる色と明るい色
・後退色は、青や青紫など冷たく感じる色と暗い色
つまり私が「まだ遠いかな」と思ったのは、
実際の距離感ではなく、
色の見え方に影響されていた
可能性があるんです。
この“色の見え方”は
実はデザインでも
すごく役立つんですよ
例えばこんな風に
・目立たせたい言葉 → 赤や黄色などの進出色で
・ちょっと引っ込めたいところ → 青や青紫などの後退色で
デザインは
ただ「好きな色」「かわいい色」って
選ぶだけじゃなくて
どんなふうに見えるか
どう伝わるかを考えると
もっと伝わるものになるんです
具体的にいうと
キャンペーンバナーの場合などは
「本日限定セール」などは
赤や黄色で視線を惹きつける(進出色)
背景には青や水色で
内容を引き立てる(後退色)
など設計できるんです
(実はよく見かける方法ですよね)
こうした色の設計は、
ただ「かわいいから」「好きだから」で
色を選んでいては成立しません
見る人の視線や感覚にどう届くか?
まで計算して組み立てていくのが
プロのデザインなんてす![]()
ちなみに、白地に黄色の文字は要注意
明度差がなく
とても見づらい組み合わせです
一方、黒地に黄色の文字は
高コントラストで非常に目立つ![]()
だからこそ、危険を知らせるサインなどに
使われているんですね![]()
色は感覚で選ぶものではなく
戦略的に使いこなすもの
見やすさ
伝わりやすさ
引き立て方
そして売上にも直結する設計
色はデザインにおいて
最もパワフルで繊細な
「設計要素」なんです
ポイント
・目立たせたい言葉 → 赤や黄色などの進出色で
・ちょっと引っ込めたいところ → 青やグレーなどの後退色で
「なんとなく」で色を選んでいるとしたら
もったいないかもしれません
これからは、「色も設計の一部」という視点で
あなたのデザインに
取り入れてみてくださいね![]()
伝わるデザインは
色使いから変わります
好きな色だけで選ぶのではなく
色も戦略的に考えてみるのは
いかがでしょうか?

