高断熱住宅の住宅設備で重要なのは換気設備です。
通常だと使用エネルギーの50%程が換気で失われます。
そこで高断熱化と共に、換気を熱交換型(排気で給気を温める)にしたりします。
これは更に地中熱を利用して給気を暖める方法です。
日本の場合は、夏場に地中埋設管が内部結露をおこす場合があります。
これは太陽熱集熱パネルを使った給湯・暖房システムですね。
冬場の日射時間が短い秋田だと 暖房への利用が難しいでしょう。
しかし入浴習慣のある日本では、給湯によるエネルギー損失も多いので
秋田でも夏場はかなり活躍すると思います。
大きなセントラルシステムだと設備にかかる費用も大きくなりますが、
単独で熱交換しながら給排気を行うタイプもあります。
更に小型化した個室タイプもありました。
極寒地では内部の結露が凍結してしまう場合もあるそうです。
いずれ機械物は日本製だと10年で交換と言われますので、
住宅の性能値をあげる為の大規模システム導入は難しいでしょう。
ドイツのシステムは20~30年を謳ってます。
住宅の排水管システムの展示がありました。
排水もプラモデルみたいに組み立ての時代が来るのでしょう。
日本ではドルゴ通気弁で簡単に臭気を防ぎますが、
ドイツでは住宅も屋根から通気管を出して、臭気を逃がしてますね。
さて これでBAU研修はお仕舞い 喉がかわいたぞ~ヽ(^o^)丿