具体的に ハウスメーカーの断熱仕様をみてみましょう。

Sハウスはもともと鉄骨系のハウスメーカーです。

鉄は熱伝導率が高く、冬の外気の冷たさを内部まで伝えてしまい結露の原因になります。

寒冷地住宅にはむきません。

ここでは、Sハウスの木造住宅の○○○ウッドを見てみましょう。

標準仕様は、次世代省エネ基準だそうですが、

予算の応じて、アップグレード仕様、ハイグレード仕様とあるそうです。

ここでは、最高級のハイグレード仕様をみてみましょう。

037_2 Sハウスホームページより

天井断熱    繊維系断熱材200ミリ (志村建設 屋根335ミリ)

外壁充填断熱 繊維系断熱材100ミリ (志村建設 壁220ミリ)

床暖熱     ポリスチレンフォーム137ミリ (志村建設 基礎100+50ミリ、土間50ミリ)

かっこ内は志村建設のQ1住宅の仕様ですが、

ハウスメーカーの断熱に対する考え方が遅れているかわかります。

イメージ優先の広告であっても、具体的な断熱性能のめやすQ値ぐらいは表示するべきです。