園林堂から 土橋を渡ると池の入り江の向こうに笑意軒が見えてきます。

桂離宮は舟から建物にアプローチすることを考えていますので、

この建物も 正面が舟着場となっています。

Dscn2259 手前にあるのは雪見燈籠

茶室ですが、田舎屋風の造りとなっています。

扁額の文字や、欄間の丸窓のデザインもかなりくだけた感じです。
Dscn2257 縁側から 口の間 中の間を見る

高貴な人が、このような質素な庶民的な空間を求めるというのは

禅や、利休の茶の影響でしょうね。