現代建築の巨匠が、桂離宮を訪れて感じたこと
「民主主義精神に基づいたかがやかしい実例」だそうです。
同じ江戸時代初期の、日光東照宮との対比で説明してますが、
美的感覚が、上流階級から庶民まで浸透してないと
出来ない施設だそうです。
いままで観た、垣や門 道に関しては
「直線的、軸線的、対照的になることはほとんどない。
まっすぐな並木道を無理につけることを嫌っており、
親しみ深い何気ない、注意深く考えられたアプローチを好む。
それらが曲がるたびに驚きを与え、人間的な、自然な、
目立たないやりかたで、主目標へ導いてゆく。」
と解説しています。