2023年9月

網代「大成館」をチェックアウトして、電車で2駅の来宮で下車します。

熱海は何度も通過していますが、特に何かを観光とかはしたことはなかったのですが、今回起雲閣がなかなかとの情報をもらい、どうせならと、来宮で降りて、来宮神社と起雲閣を観光することにしました。

来宮駅から、来宮神社まではすぐ、なかなか大きな神社です。

 

併設されているお稲荷さんへの鳥居。

鳥居がたくさんあると、テンションが上がります。

ご神体の大楠などを見て回ります。

 

来宮神社終了。

来宮から起雲閣までは基本下りですが、9月とは言え、まだまだ暑く、20分も歩くと結構汗だく、、、なんとか起雲閣にたどり着きました。

大正から昭和初期にかけて、実業家の別荘として、また文人墨客に愛されたお宿として、当時の贅の限りを尽くした建物です。

 

入館してすぐの場所が麒麟の間、青漆喰の青が綺麗に映えます。

青はやはり高貴な色、西洋のラピスラズリにも通ずる感がありますね。

起雲閣の成り立ち等を係の方が5分程度簡潔に説明してくれました。

ステンドグラスと暖炉が印象的な玉渓 (だったと思う) 。

サンルームは下のタイルがこの頃の良き文化を体現しているかの様な印象。

ローマ風呂、以前泊った別所温泉の花屋旅館さんも、こんなお風呂、大正から昭和初期のトレンドだったのでしょう。

文人① 志賀直哉、谷崎潤一郎、山本有三

文人② 武田泰淳、舟橋聖一、三島由紀夫、太宰治

坪内逍遥の自画像、なかなかお茶目

暑かったので、庭園の散策はしませんでしたが、屋敷の中だけでも、充分見どころあり、、、入館料610円の方価値あり、、、暑い中汗だくで歩いてきたかいがありました。

 

熱海プチ観光はこれにて終了です。