2023年9月
10日と11日の日曜日月曜日が休みなため、温泉に行きたい病を発症しました。
今回は伊豆、伊豆の中でも比較的近場の網代にしました。
お宿は「大成館」さん、日月泊で1人17600円込、リーズナブルな1Fの立ち上がらないと海が見えないお部屋です。
いつも伊豆は車で行きますが、今回は近場なので、電車で、、、お昼ご飯を中華街で食べてから、横座りの東海道線各停で約1時間半で熱海、15分待って約10分で網代到着、駅からは徒歩3分で海沿いのお宿に到着しました。
お部屋は和モダンが売り、なかなか落ち着いた感じです。
立ち上がれば海も見えるし、充分なお部屋です。
望洋・雲海という2つの貸切風呂があり、予約制ではなく、空いていれば何回でもご自由に、というルール、、、。
望洋が開いていたので、早速体験しました。
海が見えるのは良いけれど、ほとんどおうちのお風呂と同じ広さ、、、露天もないし、それなら、やっぱり大浴場の方がいいかなぁ~、でした。
雲海はなかなか空いていない、翌日帰る前にやっと雲海が空いていたので、見学だけ、、、雲海の方はまぁまぁ広い、、、でもこちらも露天はなし、、、でした。
泉質は、ナトリウムーカルシウムー塩化物泉。
伊豆の海っぺりに良くある泉質ですが、こちらの温泉は舐めるとかなりしょっぱい、高温泉表記、成分の濃さも感じます。
自家源泉もこちらの売り。
貸切風呂はチャチャっとで終わりにして大浴場へ。
夕方、夕食後、朝と入りましたが、ほぼ貸切常態、、、海は見えないけど、狭い貸切風呂より、私はやっぱり大浴場派です。
湯温はかなり高め、塩のお湯なのですぐに暑く感じて、気持ちよく、汗だくになりました。
翌朝は男女入替、檜風呂。
6kmほど走った後だったので、さらに汗だく。
温泉、なかなか気に入りました。
以前泊った「平鶴」さんもですが、網代の温泉の濃い塩分は良いです。
夕飯でーす。
もちろん、日本酒、大成館さんのオリジナルラベル、富士錦の300mlの純米があったので、それで行きます。
一番の楽しみはお刺身ですが、まずは前菜各種。
なかなか手の込んだ品々、雲丹よせ、鴨肉、鯖鮨、南京豆腐、、。
そして、ドライアイスを纏いて、もくもくと網代の海の玉手箱登場。
お刺身としゃぶしゃぶ用のお魚達が、これでもかとばかりにきれいに盛り付けられています。
船盛は良くありますが、この演出・盛付けは斬新です。
お魚の見取り図付き。
演出だけでなく、一つ一つのお刺身がすごく新鮮で味が濃く美味しい。
表面焼いてあったり、湯引きされていたり、細かい仕事もGOODです。
中でも、鰹と網代鯖、鮪がとっても美味しい。
さらにしゃぶしゃぶ。
昆布出汁とポン酢でオーソドックスな海鮮しゃぶしゃぶ、、、目鯛等新鮮な地魚に加え、金目も薄切りで、、、。
玉手箱の後は、天ぷら。
カラっと揚がっています。
木ノ子の炊き込みご飯は、おこげの混ざり方が絶妙。
さらにデザート。
ロビーでは、コーヒー・紅茶等がセルフで無料。
和モダンなオシャレな空間です。
お酒のディスプレイ、、、磯自慢が飲みたいなぁ~。
翌朝、網代の海沿いを6km程度RUN。
9月なのに、朝なのに、まだまだ暑く、汗だく。
当然、温泉で朝風呂、極楽でーす。
朝ご飯は、伊豆スタンダートといった感じ。
変わった所では、朝からネギトロ。
おぼろの湯豆腐、濃い味のお豆腐で美味しい。
そして伊豆の朝ご飯と言えば、鯵の干物。
もちろん美味しい鯵けど、お土産用に1尾350円で販売、、、ちょっと観光地価格かなぁ~。
網代は前に訪れた「平鶴」さんも良かったし、、、。
「平鶴」さんはお魚を船盛でストレートに調理に対して、「大成館」さんは技法と趣向を凝らして、、、と方向性の違いはあるけど、、。
比較的近場だし、網代、また訪れてみたい温泉地、お気に入りです。