2022年9月
今回の旅行は、去年コロナの非常事態宣言で泣く泣くあきらめた城崎温泉と天橋立をめぐる旅に再度チャレンジです。
カミさん三姉妹のそれぞれの夫婦で6人が、今回1夫婦が所用で離脱、4人旅となりました。
実は旅行1週間前に実家の両親がコロナ感染、、、92歳だし、ヤバいかなぁ、、、でしたが、旅行の3日前には熱も下がり、あとは家で待機しているだけの状態に回復。
カミさんは感染発覚前に実家に寄っていて、、、でも、症状は出なくて、キットによる抗原検査も2回陰性、、、なんとか大丈夫でしょう。
台風も南の海で停滞、、、いろいろハラハラでしたが、なんとか旅行に行けます。
さて、このルートは飛行機で行くのも厳しいし、、、京都からレンタカーもかなり遠いし、、、すべて列車 (天橋立⇔伊根はバスかレンタカー) かなぁ。
新幹線で京都経由、京都から城崎温泉、京丹後鉄道で天橋立、天橋立からの帰りも京都駅経由新幹線、、しかないかなぁ~、です。
ただ、JRだと、宿泊付きのツアー以外はなかなか安い切符がない。
宿泊付きツアーは泊まりたい旅館がないし、、、。
NETなど見ながら試行錯誤の結果、東海道新幹線はJR東海のEXスマートという予約サイトで、、、日にち時間帯等で割引は違うけど、新横浜⇔京都片道13500円が、だいたい1列車1人1400円程度安くなりました。
次の問題は京都から先、、、EXスマートだと新幹線から在来線特急への割引は対象外らしい、、、そんな時、ふと見つけたのが「城崎温泉・天橋立ぐるりんパス」。
NET予約のみ、2名以上・連続した3日間までなど制約がありますが、今回、これらの条件はクリアしてはいる。
行きと帰りは特急指定席OK、エリア内は普通のみ(特急等は別途特急料金必要)、価格は京都駅発で1人11500円。
今回の予定を概算で計算すると、京都→城崎特急4930円、城崎→豊岡200円、豊岡→天橋立1200円、天橋立→京都特急4790円、計11120円、これだけでは額面割れです。
特典として、天橋立の遊覧船片道700円往復1200円、笠松公園のケーブルカー・リフト往復680円が無料、、、なくても良いけど城崎のロープウェイ往復910円も無料になるので、言ってみれば運賃はほぼ定価で観光地の施設等の料金がサービスになる感じです。
ちなみに城崎マリンワールドの入場券も無料、マリンワールドへのバスも対象、、、私達は城崎温泉に行ってまで水族館は見ないけど、そういう予定の人ならおそらく3000円以上お得になります。
という事で「ぐるりんパス」に決定しましたが、実際に使ってみると、いろいろと面倒くさい。
①受け取りはJR西日本管内のみどりの窓口かみどりの券売機のみ。
そんな事はJR西日本の予約サイト5489には記載がなく (都内の駅の5489の券売機で受取可となっていた) 、渋谷に取りに行ったらNG、JR西日本に電話してJR西日本管内しか引取りできない事がやっと分かった次第、、、。
京都での乗り換えが30分しかなく、お弁当も買わなきゃいけないのに、、、。
結果、本当にギリギリだったし、いろいろな京都のお弁当から選びたかったのに、、、時間切れでそれもできませんでした。
下記が適当に買うしかなかった普通の幕の内のようなお弁当です。
JRが分社して独立採算は良いけれど、予約システムくらいは全国で統一しないと、、、やっぱり飛行機が便利、という事になります。
②京丹後鉄道管内の特急指定席は、5489からはできず、JR西日本管内の駅か、京丹後鉄道管内の駅でないとできない、、、帰りの天橋立→京都の特急指定席は、NET予約の時点では福知山→京都でしか予約できず、、、京都駅で聞いてもチンプンカンプン、、、城崎でやっと話が通じて、天橋立→京都で特急予約に変更ができました。
これも、京丹後鉄道含めた周遊切符を企画したんなら、、、ちゃんとJR西日本のサイトで予約できないと、、、ダメでしょう。
③エリア内は特急料金が別料金。
今回、城崎温泉から豊岡へ出て、京丹後鉄道のルートでしたが、豊岡9:52発の列車に乗るのに、特急なら城崎を9:33発でOKなのに、各停は8:58発、、、特急だとわずか10分の乗車で特急料金1人800円、、、無駄に30分も早く出発、、、ただでさえ本数少ないんだから、、、それくらいぐるりんパスで乗せてくれてもいいだろう、、、でした。
④天橋立のもう一つの展望台ビューランドは対象外、、、これも対象だっら、、、。
⑤天橋立⇔伊根のバスも対象外、、、レンタカーにしました。
まあ、決定的な事件はなかったし、少しでも安くなった事は事実なので、まぁいいか、です。
いろいろ不満はありますが、まずは城崎温泉です。