2021年1月
埼玉のお義姉さんから、お義兄さんの誕生日に大分からふぐを取り寄せるので、ご一緒にどうですか?、という嬉しいお知らせ。
緊急事態宣言下、、、だけど、、、外のお店ではないし、、往復車だし、、正に「ふぐは食いたし命は惜しい」、の心境ですが、やっぱりふぐの魅力に引きずり込まれる事にしました。
お取り寄せ頂いたお店は大分臼杵市の「光寿司」さん。
昨年10月にお義姉さん達が旅行中に立ち寄ったお店、とても美味しかったのでという事です。
この臼杵市のふぐ、なんと肝が食べられるんです。
基本違法なのでしょうが、大分臼杵、佐賀唐津など数か所は地方独特の食文化という事で黙認されているようですね。
ふぐの中でも肝は、、、猛毒の象徴、、、テトロドトキシンという青酸カリの1000倍相当の猛毒、、、もちろん養殖のえさと調理方法で無毒化しているとは言え、、、こちらも正に「ふぐは食いたし命は惜しい」ですね。
埼玉お義姉さん宅到着。
私達のお土産は「アンプチパケ」さんのバースディケーキとクッキー、そして頂き物のシャンパンなどなど。
お義姉さん、ふぐの他にも焼鳥・唐揚げ・ローストビーフなど、ご馳走を用意してくれています。
でも、セーブしないと肝心のふぐが食べられなくなりそう。
まずは【てっさ】、かなり厚切り、シコシコの食感と上品な味、ふぐだ!!ふぐだ!!でーす。
写真は冒頭に。
噂の【肝】、濃厚すぎる、カワハギの肝をより濃くして上品にした感じ、付属のカボスポン酢にもみじおろしとあさつきと一緒に溶いて頂きます。
で、命は大丈夫、ちゃんと生きてます。
【内臓と皮】のお刺身もやっぱり良し、、内臓臭みなし、皮コリコリでーす。
【ヒレ酒】、こちらも濃厚な出汁が広がります。
【ふぐ寿司】これもしっかりとしたふぐのお刺身がご飯の中にかくれています。
【てっちり】本当に上品なスープ、これに塩入れただけでも充分OKで美味しいと思うけど、カボスのポン酢にスープを入れて頂きます。
白子は蕩けて濃い風味、ふぐの身自体も上品、ふぐのスープを纏った白菜は別物に変身しています。
【雑炊】この日はお腹いっぱいで雑炊まで至らず、、スープを分けてもらってお持ち帰り。
次の日に食べましたが、やっぱり格別。
上品でさっぱりしているけど、しっかり味がある、、キングオブ雑炊でございました。
宅配のお取り寄せでこれだけ美味しいのだから、現地で食べたらさらにすごいんだろうなぁ~。
お呼ばれのゴチなんで、詳しい値段は不明ですが、多分1人前10000円から15000円、、、その価値は当然あるんだけど、、、貧乏人なんで、、、。
本格的なふぐを食べたのは20年ぶり、、、、肝を食べたのは初めて、、、。
次は何年後かなぁ~、、、生きてるうちに食べられるだろうか???。