2017年9月
宿泊した道後グランドホテルから歩いて5分、16時50分頃到着、平日だし空いてるかなあ~と思ってましたが、3F個室も2F休憩室も満席、まだしも早そうな(20分程度と言われた)2Fを待つことに。
近くの「一六タルト」や「みかんの木」を見て時間を潰し、結局30分待ってやっと名前を呼ばれました。
中を進み、階段を登ると2Fの開けた大広間が目に飛び込んできます。
なかなかない良い雰囲気です。千と千尋の舞台と言われていますが、それよりも和を強く感じる古風な趣です。
2人で1畳ちょっとの空間が与えられたスペースになります。
ただ、席には余裕があります、これは帰るまで変わらず、なんで待ちになるのか?良く分かりませんが、多分下のお風呂の混雑と調整しているのかなあ~?です。
まあ、ゆったりと休憩出来たので良しとします。
2Fのお代840円には、浴衣・お茶・煎餅が含まれています。タオルはホテルから1枚持ってきましたが、浴場には石鹸等はないということなので、石鹸付のレンタルタオルを60円で購入です。
浴衣と石鹸とタオルと貴重品を持って下に降ります。下の脱衣所にはロッカーもあります。
1F神の湯は東と西の2か所、当然2か所とも入ります。
後で係りの方に聞いたら、2つとも同じお湯との事でしたが、なんか西の方が濃い感じです。まあ、どちらも同じような造り、ここ自体はちょっと風情のある銭湯と言う感じですね。
お湯はアルカリ性単純泉、鬼怒川や伊豆長岡と同じですが、ちょっと濃い感じ、若干硫黄の香り、なかなか良いお湯でした。
湯上りは浴衣に着替えて、2Fの休憩室でお茶と煎餅をごちそうになります。
天井にファンがあり、夕方の外の風も涼しく、良い感じです。
係りの方に、3Fの「坊ちゃんの間」の見学が2Fの休憩室利用で出来るのか?、聞きましたらOK、当然見ましょう、3Fに登ると細い通路の両側に個室があり、どんつきまで進むとそこが「坊ちゃんの間」です。
まあ、特にどうこうはないですが、3F個室の雰囲気は味わえました。
3Fは1人1550円、もうひとつの霊の湯に入れて、持ち時間1時間→1時間半、煎餅→団子、タオル付、ですが、2Fのほぼ倍額、まあ、2Fで良かったかなあ~、??でした。
最後、浴衣は再び下に降りて1Fの脱衣場で着替えます。女性は2Fに着替え場があります。
やっぱり、最低でも2Fには行かないと、ここの良さは味わえませんねえ~。1Fだけだと銭湯に毛が生えた程度です。
今後、改装に入るようですが、この外観、そして中の雰囲気を壊す事のない事を願います。
もちろん、外に出た後は、隣のビール館で喉を潤しましたよ。
だって隣にあるんだもん。