今夜のお宿は、「ホテル十和田荘」です。
かなりの大型ホテル、フリープランの基本料金から追加1人5000円追加で2食付くホテルなので、そんな期待はしていませんでしたが、ロビー等立派で、ねぶたや奥入瀬の滝のモニュメントなどがあり、なかなか楽しめます。
部屋はごく普通の温泉旅館の和室、可もなく不可もなく、です。多少の古さは感じましたが、掃除が行き届いていないとか、そういう基本的な部分は全く大丈夫でした。
そして温泉、十和田湖畔温泉温泉、ちょっと茶褐色に色が着いていますが、ほぼ無色、特に癖のないやさしいお湯です。玉川温泉の上がり湯に丁度良い感じですね。
特に露天は夕方・朝のひんやりした空気が心地よかったです。
加水はなしですが、加温・循環ありでした。
夕食は写真の感じ、こじゃれた居酒屋さんにあるような仕切りのある個室的なスペースでいただきます。
安いフリープランの食事としては、品数はしっかりとあります。ただ、味は、、、安いフリープランの味でした。
まあ、どの品もまずいというわけではないのですが、印象に残るものはありません。
結婚記念月の旅行なので、白ワインのハーフボトルでいただきました。
朝食はブッフェではなく、個別の膳、品数だけはありますが、正直たいしたものはなく、というか魚も揚げた小魚の酢の物で、朝食として食べるものが少ないなあ、という印象で
した。
2016年9月24日土曜日
2日目の朝、雨は完全にあがり、快晴です。
さて、朝食・朝風呂の前に6km程湖畔を走ってきました。
カミさんから、走った後のシャツとか洗濯どうすんのよ、と言われ今までの旅でも実行出来ませんでしたが、今回やっとお許しが出ました。
この頃ずっと暑い中を走っていたので、すごく気持ちの良い走りを楽しめました。
わずか6kmですが、青森県から県境を超えて秋田県へ、そしてまた、青森県へ。2県走破です。
走った後、すぐに宿の温泉に浸かれるなんて、旅RUNやみつきになりそうです。
観光としては、今回のメイン奥入瀬です。
8:15にホテル出発、15分程度で銚子の滝に到着。
混み具合によっては、車で石ヶ戸の駐車場まで行って歩きとバスも覚悟しましたが、土曜日の朝なので、主要な場所のほとんど駐車スペースに停めることが出来ました。
見所と言われている場所には、大なり小なり駐車スペースがあるので、そこが空いてさえいれば、ライド&ウォークでの観光は充分出来ます。
最初は銚子の滝の駐車スペースへ。駐車スペースの隣りにあった滝が、朝日を浴びて、とてもきれいだったので、逆光覚悟で写真を撮りま したが
、良い感じの出来栄えとなりました。現物はもっと神々しい感じでした。ここに限らず、天候・時間によって、様々な表情を見せてくれるんだろうなあ~と感じました。
銚子の滝は充分な迫力があり、本来奥入瀬のクライマックスに見るべき滝ですが、最後を締めるのにふさわしい滝ですね、最初に見ちゃいましたけど。
次に向かうのは、奥入瀬の代名詞、阿修羅の流れ、ここも近くのスペースにすんなり駐車して見学です。
三方から流れがぶつかり、水がいろいろに変化していきます。滝はもちろん見ていて気持ち良いのですが、こうした流れも清涼感一杯で良いものです。
その次は石ヶ戸の駐車場、ここまでで一番大きな駐車場で
すが、ここが一番混んでいて、端っこの方にやっと駐車です。
新緑や紅葉の最盛期だと、車&歩きという今回の最高のパターンは、やはりなかなか難しんだろうなあ~、と思いました。
石ヶ戸の休憩所から階段を降りて行くと、石ヶ戸がありました。まあたいしたものではありません。単なる石です。やはり奥入瀬は渓流と滝を見るものですね。
石ヶ戸と逆に歩いて行くと、三乱の流れ、です。やはり阿修羅の流れの方が迫力がありましたが、ここまでで一番歩いたので、まわりの緑を堪能出来ました。
石ヶ戸を過ぎると、たいして見るべきところはない?はずなので、焼山のビジターセンターへ、そこで休憩して、奥入瀬観光完了、90分程度です。
見渡せば花ももみじもなかりけりの季節でしたが、緑の濃さはなかなかでマイナスイオンたっぷりの奥入瀬でした。
これが新緑や紅葉の頃だったら、気軽に車をところどころ停めてちょっと歩いて見学というわけにはいかなかったと思います。
また、もっと歩けば、もっと良い所を発見出来たりしたのでしょうが、ライトな観光客の私達には、ライド&ウォークが丁度良かったかなあ~と思います。
連れまわされバスツアーなんかだと、おそらく石ヶ戸あたりに停まって、1時間後集合、というようなパターンでしょうから、それよりは見るべきところは押えたカスタマイズドな奥入瀬観光が出来たと思います。
さてこの後は八甲田の温泉巡り、谷地温泉と酸ケ湯を楽しみます。温泉カテゴリーに掲載します。