■自分に宛てた詩
何をそんなに逃げ惑う。
お前はわかっていたのではないのか?
わかったからこそ自分の試みとして自分を試したんではないのか?
最初からわかっていた事だろう。
人は心に穴を持って生まれ落ちている事を。
それはモノでも人でも埋め合わす事はできない。
人は心に穴を持っているからこそ、生きていける。
穴があるからこそ、それが原動力として成り立つ。
もしその穴が塞がれたら生きる価値を見出せなくなり、天に昇るか、地に落ちる。
穴は埋めるものではない。
穴があってこそ、人間となるからだ。
その穴を塞ぐ努力よりも、穴がある事が当然として、そんな穴をもろともしない生き方を示せ。
お前は「僕を探しに」という絵本を読んだことがあるのではないのか?
あれに全てが語ってあったろう。
それを読み取る力がなかったのか?
それが自分の核心をつかないからと言って、
必要以上にそれをモノや人に追い求めるな。
決してそれでは埋められない。
お前は20年もかけて、自分の心の穴と向き合ってきて、
その穴があってしかるべきだと気づいたのではないのか?
だからこそ、今の試みをしているのだろう?
それを与えてくれない人がいるからとて、何をそんなに怒り、悲しみ、憂うのか。
もう既に与えているだろう?
その恵に感謝できていないのはお前の目が盲目だからに過ぎない。
ちゃんと心の芯の純粋な眼で見ろ。
そこに神の意思と意図と言葉が記されているだろう。
思い悩むな。
既にお前にはそれをわかるだけの心が備わっている。
それを謙虚に、そして誠実に、従った行動をすれば、
最後には天に昇ることになる。
その行いの行動で示せ。
言葉では言い尽くせない事を実際に全身を使って現せ。
そうすれば必ず人の心に届くお前の確固たる意志が伝わるだろう。