今日は僕の誇大妄想(裏)の中身を全て公開しようと思います。
そこから現実の自分(表)を受け入れる事に至った経緯、
そしてなぜ全部をさらけ出してしまおうかと思ったかについても書きます。
また長い文章になるので覚悟していただけると幸いです。
さて、僕が妄想の世界に入った一番のきっかけは小学生の頃に受けたイジメが原因です。
生まれたときから物静かで貧弱だった僕は常にイジメの対象でした。
イジメられて泣くとそれが面白いらしく、もっとイジメられる。その繰り返し。
そのイジメから心を守るために生み出された方法が自分の心の中に妄想を抱いて
心のバランスを保っていたように思います。
自分は少年格闘家で誰にも負けない力があり、ガキ大将なんかコテンパンにやっつけられる妄想。
その妄想が花開いたのは中学時代に登校拒否になった時、
学校に行くのが嫌だったので、常に安全地帯の妄想へと踏み入っていました。
当時湾岸戦争が行われていて、僕はそこで実績を上げ、勲章をもらうというモノでした。
その勲章とその後アラブの富豪に見出され、ボディガードの道へ進むという
なんとまぁ単純で馬鹿げた誇大妄想だったのかと話していて自分ではずかしくなるくらいです。
ただその妄想によって、少なくとも辛い現実は忘れる事ができたし、
何もしなくてもそこで粋がっていれば、自分の満たされない心や憤りは抑える事ができました。
既にこの時期(中学)には統合失調症(精神分裂病)の発端はあったわけです。
ボディガードになってハリウッドで活躍してた自分は
その後海兵隊に入隊してエースパイロットになったり、
ロシアンマフィアの殺し屋とやり合ったりしながら、誇大妄想がドンドン加速していったのでした。
でもその反面、モテて彼女ができても、
その勲章を得るために殺人を起こした事による恐怖や
殺し屋に常に付け狙われているやすらぐ事のない心の状態など、
その彼女には一言もふれられず、悪夢で目覚めて彼女に心配されたりしても言えず、
最終的にはそれが原因で別れるというスタイルを常にとっていたのでした。
これは僕がこの誇大妄想を誰にも言えず、
現実の自分は貧弱で謙虚を装っているのに、
心の中では傲慢な自分が牙を向いている事実を誰にも話すことができないソレと同じでした。
そして現実を受け入れる事ができないという意味では、
妄想の中でも現実でも同じ事だったように思います。
なぜ言えなかったかといえば、一番の原因は
言う事で僕の事を嫌って人が離れていく事が怖かったからです。
そんな僕の妄想も大学に入ると少し事情が変わってきました。
大学時代に現実の自分がボランティア活動に精を出していた事により、
誇大妄想の自分もボディガードで得た莫大な資金を使ってNGOを立ち上げるというモノに変わりました。
そのNGOはトップダウン式ではなく、現在のgoogle的にボランティア員でも企画さえよければ
企画リーダーとして運営し、その他のメンバーがサポートに回るというモノでした。
もちろんその一切の責任は全部自分が取るというモノ。
その組織によって生み出される可能性が未来を明るくするという妄想は
常に自分の気持ちまで明るくしていました。
現実で見聞きした情報を全て妄想に継ぎこんでいたように思います。
それによって妄想は前にも増して大きくなりました。
その妄想の自分と現実の自分のバランスがおかしくなって、
そして現実の生活が忙しかったので体調的なモノも加味されて、
結局はその妄想が漏れ出したのが、言ってみれば trash art performanceでした。
そこで妄想の自分が受け入れられたような勘違いを起こし、
自分はやはりスゴイのだと過信し、結果事件を起こして入院へ。
ですから、統合失調症と診断されたのが2002年の8月ですが、
その精神的構造は中学の時から養われていたと言えます。
その後、入院ということで、人間社会からはダメだしを食らったような状態。
人間社会の中の一つの歯車になるためには、誇大妄想の自分も去ることながら、
今の考え方を全て取り払う必要があったと思ってしまいました。
僕の視点はある意味では、trash art performanceで正しかった。
でも人間社会では病人と見なされる。
この2点で自分がどっちの自分であるべきかに迷い、
正常とは何をもって正常なのかを問い、
その現実と向き合うのが辛くて妄想の世界にどっぷりハマる事になりました。
大学を卒業してから島に帰って療養生活を送る日々。
また、回復してきて仕事を始めたとき、
常に頭の中には妄想だらけでした。
その頃出会った不倫の彼女と別れた一番のきっかけは、不倫という事だからだったのではなく、
自分が彼女に対して経済的な意味でバックアップする事もままならず、
現実の自分が無力でしかない事を思い知ったからです。
それによって、2度目の入院に陥りました。
誇大妄想の自分と現実との自分のギャップがその時期本当に乖離していたのです。
とにもかくにもその両者を見定める能力がその時の自分には足りませんでした。
怖いから現実逃避。
麻薬に走る人も、僕にいわせれば精神構造的には一緒だと思っています。
明るい未来が予測できない昨今、現実逃避的な妄想やら行動やらは
僕はこんな体験を20年間も続けてきたので、自分の場合とは若干違うかもしれませんが
構造的には理解できます。
ただ今わかっているのは、そんな現実逃避をいくらしても、
現実の自分が救われるわけでもなく、未来がもっと暗黒の世界に変わってしまう事。
そして歳を取れば取るほど、生きる術(仕事)が減っていくという現実です。
言ってみれば僕の妄想は中学時代に始まったから
20年といっても32でまだ復帰可能な年齢ですが、
これが20~30代から始まったら大変ですね。
そういう人が周りに多く見受けられるような気がしてなりません。
僕の中ではもぅエコの時代ではないと思っています。
エコは勿論これからも継続的に考えていかなければならない事ですが、
それよりももっとこれから先、問題になってくるのは心のあり方のような気がします。
資源が枯渇し、資源戦争になったとき、
モノでも金でも満たされなくとも、心が満たされていれば問題は最小限に食い止められます。
未来に絶望しか抱けないとき、
支えになる家族や友達や恋人がいれば、そこから何かしらの希望は持てると思います。
僕がずっと現実を受け入れられなかったように、
今を生きる多くの人々は現実を受け入れがたいんじゃないでしょうか。
それを一番支えるのは心の絆です。
前に「共命(きょうめい)」という言葉について語りました。
心と心、命と命がつながっている安心感さえ抱ければ
どんな未来が待っていようとも希望を捨てずに生きられるのではないでしょうか。
麻薬に走る学生や自殺に向かう人々、喧嘩が耐えない世界についても、
同じ事が言えるように思います。
僕の経験から言えるのは、今の所それくらいです。
この妄想についての話をずっと言おうか言わまいか迷っていましたが
僕の心の内を全て話すと決めたからには、一番重要な事ですので話して置きます。
もしまた僕の身に何かあって、現実逃避したくなったらこの世界に戻るだろうし、
どこにいてもこの世界にトリップすれば、現実から身を守る事ができます。
ただもうこの世界は卒業したい。
そしてもっと現実をちゃんとみて、その上でできる事、共通点、
そしてそれを共有する事から生まれる明るい希望。
これを念頭に生きていきたいと思います。
長くなりましたが最後まで読んでくださってありがとうございました。
あなたにとっても現実は辛い事ばかりかもしれませんが
そんな時は僕の前でいくらでも嘆いてくださって結構ですから、
自分の世界に入らないで少しでも話して現実を受け入れ明るい希望を見出しましょうね!