「どうして留学もしないで英語が話せるの?」
とはよく聞かれますが
「どうして留学しないと英語話せるようにならないと思うの?」
が私のギモン。
「英語」=「留学必須」という強固なステレオタイプはどこからくるのでしょう?
「英語上手ですね」と言われたら、なんと答えますか?
「いえいえ、そんなめっそうもない!」という返答はよく聞くのですが「ありがとう!」と素直に答える人を、見たことがありません。
私は「ありがとう!」と言います。高慢とかそういうことじゃなく、褒められたことに素直な気持ちを伝えているだけです。日本人が100人いたら、おそらく99人、いや100人みんな「いやいや、そんな・・・・」と言うでしょう。そこで一人「ありがとう」というだけで「コミュニケーションできる」人として認識されますから、一歩抜きんでます。「いやいや・・・」と言っているうちは会話のキャッチボールを拒否しているわけですから「コミュニケーションする気がない」人と映るので「ああ、やっぱり英語できないんだ」と自他ともに認めて終わりなのです。
褒められたことに素直に「ありがとう」と言えるかどうかが、英語上達のカギです。
簡単なようで難しいですよ。
かならず「ありがとう」と言ってくださいね。「すいません」じゃ、ダメです。
「すいません」を「ありがとう」の意味で使うことは多々ありますが、その時のメンタリティは「へりくだっている」からダメなのです。
へりくだらず、高慢にならず、素直に「ありがとう」じゃないと。
ほらね、留学しなくても「ありがとう」を言う練習くらいできるでしょ。