本日俳優の渡瀬恒彦さんが胆のうがんで亡くなったというニュースが流れました。
おみやさんシリーズや十津川警部でおなじみの名優でした。
テレビでは欠かすことのできない惜しい俳優さんでした。
ご冥福をお祈りします。
胆のうがんは、早期発見が難しく、腹痛、嘔気や黄疸、体重減少などの自覚症状が出ると進行がんであることが多く、また手術で完全に取り切れないことも多い”たちの悪い”がんです。
難しいですが、早期発見が重要です。そして早期発見には腹部超音波検査(エコー)が有用です。
「胆のうポリープで10mm以上あり、かつ増大傾向」を認める場合、あるいは「大きさに関わらず粘膜の表面からなだらかに隆起している病変」である場合は胆のうがんである可能性が高く、胆のう摘出術が推奨されます。このくらいの段階で見つけたいものです。
エコー検査では体型や技能など条件によって精度にばらつきがありますが、CT等で異常が指摘できたときには進行がんであることが多いため、無症状の段階で定期的にエコー検査を受け続けることが重要です。
消化器内科医としてのつぶやきです。