こんばん優☆ & こんばんポノック♪
今週の『YOUは何しにニッポンへ?』に、AKBが大好きな娘のために2年間貯金して
日本へ来たというスコットランド人の父娘が出てて、これがもう本当によかった。
娘さんのAKBに対する思いと、お父さんの娘さんに対する
思いが伝わって来て、見ていて胸が熱くなってしまった。
スコットランド人は日本のポップカルチャーに興味がないのではと
勝手に思い込んでいたんですが、そうとも限らないみたいですね。
アニメやアイドルなど日本のポップカルチャーに興味を
持って日本へ来る学生は、ウチの学校にも沢山います。
もちろんライトヲタからガチヲタまでタイプは様々。
でもガチな学生はマジでガチだし、特に女子ヲタのパワーは凄い。
好きなアイドルと触れ合うことは、自国にいては出来ないまさに日本に
いるからこそ出来ることで。なので彼女たちの熱量の高さは半端ない。
自分が何年か前に教えていた学生は、来日した時は「こんにちは」しか話せなかったのに、
AKBが好きという一念だけで日本語を勉強し続けて、ついには日本の大学に入ってしまった。
最近教えていた学生は某男性アイドルグループの大ファンで、
イベント参加やチェキ撮影のためにCD積みに積みまくってた。
こっちはこの手の商法に乗っかって後悔した経験がありますから、つい
心配になって「そんなにお金使って大丈夫なの?」と聞いてみました。
すると「日本でしか出来ないことですから!それにこのためにお金貯めて来たんです!」との答え。
いやぁ…まさしく苔の一念なんとやらってとこですか。
でも、ただぼんやりと日本に来て、何となく日本語を学んで大した結果も残せないまま帰国する
学生よりは、きっかけは何であれ彼女たちの方がよっぽど行動力もあるし結果も残しています。
やっぱり『好き』という気持ちは行動を促す一番のエネルギー源なんだな。
番組で最後に流れた、スコットランドへと帰国してから路上で
『ヘビロテ』を歌う彼女と友人の姿も最高にカッコよかった。
周りからどう見られようが、どう思われようが、好きな
ものは好きと言えるって本当に素晴らしいし羨ましい。
自分はそういった気持ちがどんどん荒んで来てるから(醒めて来てると言ってもいい)。
もちろん好きなものは好きだけど、昔ほど熱くなれないとでも言えばいいか。
それでも↑を聞いたりすると、真剣に(本当に真剣に)AKB(というか
第一期チームK)を応援していた頃の気持ちがほんの少し甦ります。
あの頃は…なんて言葉が口をついて出る様になったら年を
食った証拠ですから、今のところは飲み込んでおきます。
では、今日はこの辺でおやすミサティ★
Now Playing…AKB48『神曲たち』(劇場盤、そして名盤)