【マンガ】公開講座『ルパン三世』とその世界@森下文化センター | クズレコハンター下手のパンダはただ今授業中~ロックと映画とアイドルと…~

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Finolia Girlsの皆(特にSurvive-ZERO)、元SDN48の野呂佳代さん、AKB48チームK卒業生今井優さんを応援し、チームBの片山陽加さんも応援している日本語教師が仕事や趣味について語るブログ。


こんばん優☆ & こんばんポノック♪




今日はホリスペを途中で抜けて、森下文化センターで
行われた“公開講座『ルパン三世』とその世界”へ。

物販までいたら遅刻確定なので、トリのそふと部!の途中で
泣く泣く離脱。こっちの開始時間がせめて後30分遅ければ。


渋谷から地下鉄半蔵門線で清澄白河まで乗り、会場となる森下文化センターまで歩く。

チケット申し込みの際に送ってもらった地図が分かりにくく、道に迷いながらも何とか到着。



中に入ると既に会場はお客さんで一杯。

ところが、二列目のお客さんがどういうわけか席を移動し、すかさず着席。助かった。


ほぼ定刻に講座スタート。

参加講師は原作者のモンキー・パンチ先生、企画から旧ルパン前半までの演出を担当
されたおおすみ正秋氏、脚本家で『小説ルパン三世』を執筆された辻真先氏の三人。


このお三方が顔を揃えるという機会はまずないし、非常に貴重な時間を過ごさせてもらいました。



モンキー・パンチ先生からは貸本マンガ家時代のエピソードやモンキー・パンチという名前の
由来、虫プロのアニメーター試験に合格していた話など、なかなか興味深い話が聞けました。

辻真先氏はそれほどルパンに深く関わっているわけではないので、
当時のアニメーションを取り巻く状況などの話の方が面白かった。


それにしても辻真先氏も相当ご高齢の様で、杖をつきながら歩いていて驚きました。

でも、中学生の時に辻真先氏の『面白シナリオ術』を熱心に読んでいた身としては感慨深かったです。



お三方の中で最も引き付けられたのはおおすみ正秋氏の話。


当時モンキー・パンチ先生はとにかく無我夢中でルパンを描いていたわけで、
自分のマンガが時代を反映しているとか、そこまでは考えていなかった様子。

対して、おおすみ正秋氏は演出家としてルパンに携わっただけあって、原作が描かれた時代の
分析や、どんな心構えでルパンという作品に取り組んだかなど、かなり深い話が聞けました。


あの当時『ルパン三世』という作品は、画期的で斬新で、
誰も見たことのないマンガだったんだなぁと改めて痛感。



司会の方の進行ぶりにちょっと問題があって、話があちこち飛んだり
質問のポイントが掴みにくかったのが、残念と言えば残念だったか。

もう少し流れをしっかり構成して、上手くお三方から話を引き出す
ことが出来ていれば、更に興味深い話がたくさん聞けたのではと。


あと、せっかくおおすみ正秋氏がいらしたんだから、
TVSPの『ルパン暗殺指令』の話も聞きたかった。



会場のロビーには、江東区にお住まいの方に提供してもらったルパングッズがずらりと展示。

お客さん皆、食い入る様に見入って熱心に写真を撮ってました(女性のお客さんが多いのが意外だった)。


もし自分も江東区民だったらグッズ提供させてもらったんだけどなー
(ま、そんなに大したコレクションがあるわけではないんですが…)。



森下文化センターでは、来週の金曜日にも大野雄二トリオに
よるルパンジャズライブを開催。もちろん自分も行きます。

というわけで同じ日の完メドイベはよくて遅刻、最悪の場合は回避。


一応チケット買ってあるんですけどね…まさかバッティングするとは思わなかったから。

では、今日はこの辺でおやすミサティ★


Now Playing…V.A.『PUNCH THE MONKEY! 3』