五十崎地区の地域審議会が開かれた。地域審議会は市町村合併に伴い住民の意見が合併しても合併前に約束されたことがちゃんと反映されているか、新町建設計画がどのように進捗しているか町民目線で検証するために合併後10年間旧自治体単位で設置されるものです。

で、13名の委員のひとりとして任命され(公共的団体の代表者と学識経験者に委嘱されたらしく、町議会から山田議員と私が学識経験者だそうです)今日の審議会だったのですが、稲本町政になり初会議だったので町長からの招集、その後自己紹介をして会長・副会長を決めるのですが、「事務局一任」という提案が数名の方から出たので

「どなたか(当然自分ではない)打診されているのだろう・・・」と思っていると

「会長に下野委員さん、副会長に中川稔徳委員さんにお願いします」

と言うことで、正直驚きました。就任挨拶後、式次第にそって

(1)内子新町建設計画の進捗状況について

(2)龍王再開発事業について

(3)その他

でした。委員さんのひとりから、

「内子町新町建設計画掲載事業一覧表が送られ本日行政事務局から簡単な説明を受けたが正直何がなんだか資料が無いので理解しかねる」

と言われた。私も旧町時代から町議としているのと、合併協議会の傍聴にも行っていたので事業内容や進捗が分かるが、初めて団体の長ということで委員になられた方は何が何の事業がどのように進んでいるか中止されたか、理解出来かねると言われるのは当たり前でしょう。事務局に説明の仕方や補足資料の準備を次期会議には準備するよう要請。

 他には政権交代の影響や、事業の優先順位を見直し五十崎中学校の耐震化等を早めるべきではとか、病院問題、学校統廃合についても意見がでました。

また、議長ではありましたが

「五中の体育館は老朽化危険施設により町民体育館を使用することでH22の改築としていたが事業廃止となっている。町民への周知はされているのか」と尋ねましたが、現在のところまだ周知はしていないと言うことでした。

 

 町民体育館を使用することは良いのですが、耐震判断をした施設ですが現在も何かと便利なので使用されているという事になる。町営住宅も同じで耐震的に問題があると判断されながら、住んでいる町民に出て行けとは言えないだろうし、早く新たに建設されなければならないとは思うが、新しくなれば今の数千円からの家賃が5倍10倍となることを考えたら住まれている方も大変ではと思う。講堂(体育館)町営住宅・・・難しい問題です。しかし、被害がでてから黙認していたという事になれば行政としてはそれが問題となってしまう。人命にかかわる事はいち早く対応すべきと思う地域審議会でした。

 ・・・まだまだ、委員としては言いたいこと聞きたいことがありましたが(議員でもあるので機会はいくらでもありますが)、会の議長が次から次に意見を述べるのも問題でしょうし・・・私を会長にしたのは行政財政班長さんの思惑でしょうかね。


小田川のコスモスが朝晩冷え込み出しましたので、咲き始めています。種蒔きしたのと己生えによる開花の時期がずれているのが残念です、数日後には満開になることでしょう。 


下野 安彦の日記


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