こんにちは、みなさんお元気ですか?

ずいぶん時間が経ってしまい恐縮ですが・・・
ゴールデンウイーク中の5月5日、栃木県真岡市にある真岡鐵道真岡駅のSLキューロク館で、9600形SL(キューロク)の自走を見てきたのでご紹介します。
ちなみに真岡鐵道は、定期的にSLが運行する日本でも数少ない路線です。

さて、出発はこちら下館駅から↓

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わたくし臣(しん)が住む茨城県筑西市は、JR水戸線関東鉄道常総線、真岡鐵道という鉄道3路線が通っていて、この下館駅は関東鉄道常総線の終着駅であり、真岡鐵道の始発駅なのです。

では乗ってみましょう!
こちらが真岡鐵道の主力気動車、なんとも特徴的な配色でスイカ列車などと呼ぶ人もいるモオカ14形↓

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無人駅が多いこの真岡鐵道、下館駅から乗る場合は普通に券売機で切符を買って改札を通れば良いのですが、無人駅から乗車する場合は、車内の整理券発行機で整理券を取って、下車時に運賃と整理券を運転士に渡します。
ワンマンバスみたいですね。

下館から真岡までは6駅で運賃550円、所要時間はおよそ25分くらいでしょうか。
真岡駅に到着です↓

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駅全体がSLを模した形になっています。
井頭公園で静態保存されていた9600型SLを移設展示し、平成25年にはSLキューロク館がオープンしました。
SLキューロク館では、大正時代の蒸気機関車を代表するSL9600型SLのほか、「デゴイチ」の愛称で有名なD51型SL、キハ20型気動車、ヨ8000型車掌車などを展示。
写真左にあるのがD51、右が9600型です。

こちらは9600型の運転席↓

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この9600型SLは現在、石炭ではなく圧縮空気を動力源として、毎週土曜日、日曜日と祝日に1日3回、駅構内で自走運行しています。
自走する9600型↓

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車掌車と連結し、客を乗せての走行(乗車料金は300円)↓

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駅構内のほんの短い距離ですが、これもSL乗車体験ということでしょうか。

そうこうしているうちに、プラットホームには下館発のSLもおか号が到着↓

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真岡鐵道にはC11とC12という2つのSLが走っていますが、こちらはC12ですね。

SLもおか号を見送って、最後に、以前SLカレンダーを買ったことがある「SLグッズ・観光案内」ブースでお土産を買いました↓


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C12のプラレール、けっこう良くできてますね。真岡鐵道はC1266で、このプラレールはC1250なので、一様別の個体という位置付けのようです。
なお、販売されているのはC12の機関車単体で、客車やレールは付いていませんのでご注意ください。

この日のキューロク館見学はこれで終了。
ほかにもD51などじっくり見たかったのですが、時間の都合で見ることができませんでした。
次回見学した時には、その他の展示車両なども紹介したいと思います。


というわけで、真岡鐵道SLキューロク館のご紹介でした。


■真岡鐵道真岡線
茨城県筑西市の下館駅と栃木県芳賀郡茂木町の茂木駅を結ぶ鉄道路線。旧国鉄真岡線を引き継いだ栃木県と沿線自治体などが出資する第三セクター・真岡鐵道株式会社(TEL0285-84-2911)が運営。平成6年から「SLもおか号」を運行。