こんにちは、みなさんお元気ですか?

昨日お伝えした競歩オリンピック代表・川崎真裕美さんに続いてもう一人、今回、茨城県筑西市から市民栄誉賞が贈られることになった、タイプアート作家の渡辺良子さんを紹介します(下写真は広報筑西ピープルより)↓

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渡辺さんは生まれて間もなく病気になり、体が思うように動かせません。
しかし、今は亡きお父さんに買ってもらったタイプライターを足で使い、絵(タイプアート)を描き続けていますいるのです↓

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この画像は、筑西市出身の陶芸家・板谷波山先生(文化勲章受章者・筑西市名誉市民)の作品「葆光彩磁珍果文花瓶」を描いた、渡辺さんのタイプアート作品。
彼女の作品は、肢体不自由児・者の美術展での厚生大臣賞など、数々の賞を受賞しています。
また、平成9年には父の残した医院を改装し、自身の作品を展示するギャラリー「おっこの室(へや)」を開館。ちなみに「おっこ」とは、父がつけてくれた渡辺さんの愛称です。

以下は、広報筑西ピープルより渡辺さんのコメントを引用↓
「プロゴルファーの片山晋呉さんがこの賞を受賞したときに、私ももっと努力して、市民のみなさんを勇気づけたいと思いましたが、まさか私もいただけるなんて夢にも思いませんでした。いつも応援してくれる市民のみなさんにはとても感謝しています。これからも大好きな絵を描いていきます。」

今回の受賞は、「常に目標を持って努力し続ける姿が、市民に生きる希望や命の大切さなどの感動を与えている」と評価されてのこと。
おっこさん、市民栄誉賞受賞おめでとうございます。


■筑西市民栄誉賞はこれまでに、マリア・カラス賞受賞のオペラ歌手・中丸三千絵さん、プロゴルフ賞金王の片山普呉さん、元プロ野球選手で首位打者を獲得した田宮謙次郎さん、漆芸家で人間国宝(重要無形文化財保持者)の大西勲さんが受賞しています。