こんにちは、みなさんお元気ですか?

夢枕獏さんの小説や野村萬斎さん主演映画「陰陽師」などでお馴染みの、平安時代の陰陽師・安倍晴明
その安倍晴明には常陸国猫島(現在の茨城県筑西市猫島)生まれという伝説があり、現在でも猫島に、安倍晴明を祀った神社や晴明の井戸などが残されています(だだし、神社や井戸は個人所有)。

そこで今回紹介するのは、その猫島にある晴明橋公園です↓

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公園と呼ぶには余りにも小さな敷地にちょっとびっくりしましたが、同地にある解説板の内容を紹介しておきます↓

晴明橋の由来
かつてこの地に、陰陽師・安倍晴明が架けたという石橋があった。
「晴明橋」と呼ばれ、地元の人々に親しまれてきた。
当時、観音川流域は湿地帯も多く、大雨が降ると水田が水浸しになり村人達を困らせた。
心を痛めた晴明は、地形を利用して橋を架けた。
橋は堰堤を兼ねた構造だったともいわれ、以後どんな増水にも耐え、水が橋を越えることはなかったという。
災害を未然に防いだので、村人達から大いに感謝されたという。
この橋は、その口承をもとに橋の一部を再現したものである。 
筑西市


というわけで、安倍晴明の晴明橋公園のご紹介でした。ちなみに、晴明が常陸国生まれというのはあくまでも「伝説」であり、確証はありません。

筑西市観光協会