こんにちは、みなさんお元気ですか?

さて、開館5周年を迎えた しもだて美術館で現在開催中の「飯泉俊夫絵画展-時の風景-」に行って来たので、ご紹介します。

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飯泉先生は、筑西市出身で市内在住の洋画家です。
教師として勤務する傍らデッサンを学び、その後、文化勲章受章者である洋画家・森田茂先生に師事。昭和62年には作品「子守りのはにわ」で日展特選を受賞するなど数々の賞を受賞し、現在は日展評議員・東光展常務理事などを務めながら、筑西市内の自宅にアトリエを構え創作活動を続けています。

今回の展覧会は、飯泉先生のライフワークともいえる埴輪を描いた一連の作品をはじめ、スペインなどヨーロッパの風景画、裸体画など約60作品を展示。
その作品は、様々な色彩の絵具を幾層にも塗り重ねたり削り取ったりして、一見抽象画かと思わせるものがあります。

地方の小さな街で、そこに生まれ日展評議員をつとめる画家が創作活動を続けている・・・。
筑西市の大きな財産と言えるでしょう。


というわけで、みなさんもぜひ展覧会場へお越しください。


■しもだて美術館開館5周年「飯泉俊夫絵画展-時の風景-」
平成207月19日(土) ~ 9月15日(月・祝)
月曜休館(但し月曜祝日は開館し、翌日休館) 一般500円 団体400円 高校生以下無料
主催 しもだて美術館・筑西市・筑西市教育委員会  
後援 茨城放送・茨城新聞社
問い合わせ しもだて美術館 TEL0296-23-1601

■飯泉俊夫(いいずみ としお)
昭和13年、筑西市生まれ
昭和43年、筑西市出身の洋画家・森田茂(のちに名誉市民・文化勲章受章)氏に師事
昭和45年、日展初入選(以後連続入選)
昭和62年、作品「子守のはにわ」で日展特選受賞
現在、日展評議員・東光展常務理事。筑西市在住