西條奈加 「大川契りー善人長屋」
気づけば10月ももう下旬なんですね・・![]()
先月、今月と家族が順に体調を崩したり、子供の行事が立て込んでいたりで、
目まぐるしく過ごしました。
11月はお茶を飲みながらもっとゆっくりしたいなあ。
読書の時間ももちろんとって![]()
さて、善人長屋シリーズの三冊目です。
前作は長編でしたが、本作は一作目同様、短編集の形になっています。
本作では、お縫の家族の話が中心になっていますね。
実家を疎むお縫の姉の話、後継ぎ息子なのに婿に行った兄の話、
そして特に感動した義右衛門とお俊のなれそめの話。
義右衛門とお俊は、辛く悲しい出来事を乗り越えて絆を深め、夫婦になりました。
どん底の極限状態にあったお俊を、どうして義右衛門は妻に望んだのか![]()
お俊は義右衛門のどこに惹かれたのか![]()
物語を読み進めるにつれ、その疑問が大きな感動とともに解消し、
なんだか胸が熱くなりました![]()
でもそれはあくまで2人の間の事で、2人が乗り越えた過去は子供には
暗い影を落としたのです![]()
お縫の姉は、まさにその犠牲者でした。
私も子供がいるので、親として、子供にこういう思いをさせてしまうのは
とても辛いことだと感じました![]()
本作で、お縫とお俊が危機的状況に陥るのですが、それもやっぱり加助の
人助けに端を発しています。
善人長屋の唯一の善人とはいえ、毎度毎度厄介ごとを持ち込み、
一番たちが悪いのではないか
、と思ってしまいました![]()
一方、お縫と文吉の仲は本作でも曖昧![]()
じれったい~![]()