清水産婦人科 公式ブログ

清水産婦人科 公式ブログ

滋賀県草津市にお産と不妊治療を専門とする産婦人科クリニックとして2013年9月4日にオープンしました。
クリニック情報発信のブログです。

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子供の体力について

 

皆様、こんにちは。

今月は病棟担当の入口と岩井が

ブログを担当させて頂きますニコニコ

 

私たちは病棟勤務ですので

主に入院中のお母さんと赤ちゃんに

関わらせていただいていますラブラブ

 

赤ちゃんのいる病棟は

毎日笑顔であふれています

どんなに忙しい状況でも

赤ちゃんがいるだけで

病棟全体の雰囲気は和らぎますラブ

赤ちゃんパワーって本当にすごいですよね。

 

そんな赤ちゃんの育児をスタートしたお母さんから

日々様々な質問を受けます。

その中でも、とてもよく聞かれる質問が

‘あかちゃんの向き癖’についてです。 

今月は、この「赤ちゃんの向き癖」について

お話をさせていただきます。

 

 

赤ちゃんの向き癖の原因は、

お腹の中にいたときの姿勢が

大きく影響しているといわれています。

 

「頭が変形している」

「後頭部が絶壁だ」というように

外見を心配される方は多いですが

どんなに向き癖が強くても

医学的に問題になることはめったにありません。

 

しかし、歪みには歪みで対応して

バランスをとるのが人間の体です。

歪みは、身体バランスを崩し、

コリの原因、猫背の原因、

集中力低下の原因などの誘因になり得ます。

 

将来、運動がしっかりできるようになってほしい!

勉強を集中してできるようになってほしい!

親ならだれもが期待してしまう夢がありますよね。

 

ですから、できるだけ歪みを小さくするためにも、

小さいころからのひと手間が大切になってきます。

では、向き癖予防のPointをいくつか紹介します。

 

1 両側から興味をひくものを与える

 

ベビーベッドや布団の位置によっては、

片側ばかりから光や音を感じる配置になる場合があります。

添い寝や添い乳を同じ方向でばかりですることも、

向き癖がつく要因になります。

そうならないために、メリーなどの動くおもちゃや、ママの声・CDの音など

赤ちゃんが興味を持つものを色々な方向から見せたり、聞かせてみましょう。

とは言うものの、テレビや窓の配置は変えにくいものですよね。

そういう場合は、赤ちゃんの枕の位置を、上下逆転させてみましょう。

 

2 癖のない方を向かせる

 

バスタオルなどを使って、赤ちゃんの背中に土手を作ります。

縦方向の棒状に丸めたバスタオルを背中に当てると、反対側を向きやすくなります。

 

3 頭を良く動かす

 

あまりにも寝かせすぎたり、バウンサーなどに長時間座らせたりしていると

後頭部に長時間圧がかかり絶壁になってしまうことがあります。

赤ちゃんの成長に合わせて、起きているときはお座りやおんぶをして

寝てばかりの体勢でいさせないようにしましょう。

膝の上に赤ちゃんを抱いてみるのも良いでしょう。

 

この姿勢で手遊び歌などすると

赤ちゃんも、遊んでいるパパママもとても楽しい気持ちになりますよ音譜

 

赤ちゃんの機嫌がよい時は、腹ばい遊びも効果的です。

ただし、そのまま寝かせつけるのは窒息の危険があるので厳禁です。  

 

いくつかポイントをお伝えしましたが

向き癖は、成長と共に自然と歪みが和らぎ

形が整ってくることも多いものです。

神経質にならなりすぎずに

上記のポイントをできる範囲で育児に取り入れてみて下さいウインク

 

引き続き、以前目にした新聞の記事で

気になる内容がありましたのでご紹介いたします。

 

テーマは「子どもの体力について」です。

文部科学省が行っている「体力・運動能力調査」によると

現在の子供は、30年前に比べて体格は大きくなっているのに

運動能力は低下しているそうです。

 

また、この調査では全国順位も発表されています。

小学生に限ると、平成27年度で滋賀県は全国39位。

ちなみに前回の平成25年度調査では32位なので

2年で7つも順位を落としていて

かなり運動能力が低下していることがわかります。

また、子供の体力低下に比例するように

子供のケガが増えているとも言われています。

 

なぜでしょうか?

 

現在の子供の運動能力低下の原因は

いくつか報告されています。

例えば、少子化が進み兄弟姉妹の数が減った

外遊びを一緒にする近所の子供が少なくなった

塾などで子供が忙しく、遊びたくても遊べない

自由に遊べる公園が減った、ゲーム機の普及など...。

それでも、運動能力の改善には

運動する時間を確保するしかありません。

 

私(岩井)には小学6年生の息子がいますが

彼は5年生から学童野球を始めました。

野球を始めてから明らかに脚は速くなり

体力もついたと思います。

「子供はかぜの子、元気な子」とはよく言ったものですが

現在ではあまり聞かなくなりました。

 

運動したくてもできる環境が整いにくいのも事実。

しかし、身体を動かすことで健康になることも事実です。

 

車社会の滋賀県ですが、自然が多く、

運動する公園などに恵まれた県でもあります。

温かくなってきましたし、体力作りのために、まずは外を歩いてみませんか?

 

胸を張って姿勢よく歩いくと

とても気持ちがよいことに気づかれると思います。

家族そろって外で過ごすと会話も増えて

心身ともに心地よくなるはずです。

 

たまには歩いて買い物に行き

荷物は子供にも持ってもらうと腕力が付くかもしれません。

普段の生活に、ちょっと意識をして運動を取り入れてみましょう。

 

運動不足は将来の生活習慣病の原因にもなります。

親として子供の運動量に今一度、目を向けてみるのはいかがでしょうか?  

 

 

今回のブログを担当させて頂きました

病棟看護師の岩井です。

昨年の四月から清水産婦人科で勤務しています。

久しぶりの病棟勤務で、戸惑うこともありますが

院長先生をはじめ、スタッフの皆様に助けてもらい

楽しく仕事をさせてもらっています。

 

プライベートでは、12歳の息子と9歳の娘の母です。

息子は3月で慣れ親しんだ小学校を卒業し

4月からは中学生になります。

12年前の出産は昨日のことにように覚えていますが

その息子が中学生とは、本当に月日の流れの早さには驚かされます。 

今は子供たちの夢を全力で応援したいと思っています。

 

清水産婦人科では、出産という家族の幸せな場面に立ち合わせてもらえて

日々幸せのお裾分けを頂き、パワーをもらっています。

皆様が楽しい子育てのスタートができるよう

全力で応援したいと思います。

何でも気軽にお声かけ下さいo(^-^)o

 

 

病棟助産師の入口です。

清水産婦人科に来て、もうすぐ4年目になろうとしています。

最近、2人目の出産・3人目の出産などで

また清水産婦人科に来て下さる方に会えるようになりました。

皆さんが「また清水産婦人科で産みたい」

そう思ってくださることがとても嬉しいですおねがい

 

出身は鳥取県です。

実家が農業を営んでいるので

昔から野菜が大好きで

今でも、毎日山盛りの野菜を食べています。

旬のものを食べて、田舎で走り回って育ったおかげか

小さいころから体は丈夫です(*^-^*) 

 

 

山あり、海あり、温泉あり

自然の多い鳥取県は癒し県だと思っています。

ぜひみなさん行ってみて下さい。

 

これからも、清水産婦人科で

皆さんの力になれるように頑張ります!!