1.途中で親が折れないようにすること
子どもがお菓子やおもちゃ売り場で大騒ぎしたとき、出かける前は「おもちゃ買わないからね」と約束していたのに、それを撤回して「じゃあ、ひとつだけ買ってあげるから泣き止んで」と言っていませんか?
このとき子どもは、“大騒ぎして泣けば親は買ってくれる”としっかり学習してしまいます。
すると、それからが大変です。出かける度に、毎回毎回買ってくれるまで泣き叫びます。
泣き声も、毎回バージョンアップしていきます。すると、完全に親が子どもの手のひらで踊らされてしまっている状態に...。
しかしこんなとき、子どもに痛い思いをさせなくてはいけません。
「買わないと約束したから、いくら泣いても買わないよ!」と。しっかりと伝えます。車内でギャン泣きされても頑張って帰ります
大切なのは親が約束をひるがえさないこと
買わないと言ったら絶対に買わない。
床にひっくり返って泣かれても買わない
泣かれたらしっかり抱きしめて、子供の心にある言葉を親が変わりに言ってあげるようにします。「欲しかったんだよね」「疲れたんだね」
抱きしめてもらうと、子供は少し安心して落ち着きます。そうでないこともあるけれど(汗)
2.それは本当に欲しいものなのか、一緒に考える。そして他の選択肢を探す
「欲しい!欲しい!」を連発する子供に頭が痛くなること、あると思います。
ガチャガチャがしたい場合を考えてみます。
子供に質問をします。
親「このガチャの中のどれが欲しいの?」
子「これ(指さし)」
親「でもガチャガチャはこれが絶対出るようには出来てないんだよ」
子「でもする!」
親「それが本当の本当に欲しいものなの?お誕生日にもっと特別なもの買ってもらった方がいいんじゃないの?ちょっと考えてみて」
子「...」
必要なものか、そうではないものかどうか考えてみる機会ができます。でも欲求が満たされていない子供は不機嫌です。
3.わがままを我慢できたら、しっかり褒める
ガチャガチャしたかったのに我慢できてえらいね、と褒めること
これは本当に大事なことです。
親はつい、やってはいけないことをしたときだけ叱りますよね。でも、親は子どもが何かを改善してもなかなかほめません。
散らかしているときだけ「どうして散らかすの、早く片付けなさい!」と怒って、片付いているときは当たり前だから。になってはいませんか?
これでは、子どもだって面白くありません。わがままもやめないでしょう。
わがままを我慢できたらしっかり認めてあげてください。すると、子どものモチベーションがぐっと上がりますよ!